郵便局でもらえる風景印を知っていますか?
全国の郵便局ごとにもらえるデザインが違うので、ついつい集めたくなります。
風景にはその土地の観光名所や名物が描かれています。
中にはキャラクターとコラボしているデザインの風景印もあります。
ゆかりの地域の風景印や旅先で押してもらうのも楽しみ方の一つ。
今回は、知らずとしれた風景印についてみていきましょう。
・風景とは何か
・風景印はどうやって捺してもらえるのか
・もらうためには何が必要なのか
を詳しくご紹介します。
風景印って何?
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風景印の正式名称は「風景入り通信日付印」(ふうけいいり つうしいんにっぷいん)。
郵便局で使用される消印のひとつです。
直径36㎝の印面には、
・局名
・年月日
・地域の名所、旧跡、記念物にちなんだ図柄
が書かれています。
風景印の色は赤みがかった茶色(鳶色)。
円形が基本ですが、中には工夫を凝らした形(変形印と呼ばれる)もあり、コレクションに楽しさを加えてくれます。
消印とは
風景印は知名度はほとんどありません。
本来、郵便局の消印とは、郵便切手・葉書が使用済みであることを示すために捺すもの。
そのため、駅スタンプや観光地の記念スタンプとは性質が異なります。
では、風景印を押してもらうにはどうすればいいのでしょうか。
風景印を集める方法
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次に、風景印を集める方法をみていきましょう。
風景印がもらえる場所と時間
風景印は郵便局の消印ですが、どの郵便局にでもあるというわけではありません。
風景印があるのは全体の約半数だけなのです。
どこの郵便局にどんな風景印があるのかは、市販の「風景印カタログ」を使うのが良いでしょう。
風景印は韓国や台湾にもあり、検索すれば各郵便局のホームページで印影を公開しています。
試しに自分が住んでいる地域の風景印を調べてみるのもいいでしょう。
風景印は郵便局の窓口にいって押印してもらうので、基本的には窓口が空いている平日の9時から17時の間になります。
土日休みの社会人の方にとってはなかなか集めにくい時間帯です。
そういった場合は、土日も営業している大きな郵便局や、「ゆうゆう窓口」という時間外にも対応してくれるところに行くのをおすすめします。
ゆうゆう窓口の中には24時間営業のところもあり、深夜でも押印してもらえます。
風景印を押してもらうための持ち物
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風景印をもらうには、次のいずれかを準備する必要があります。
・料額印面52円の通常はがき
・合計52円以上の切手を貼った台紙
オーソドックスなのが、52円の通常葉書に押してもらう方法。
郵便窓口ではがきを購入し、「ここに風景印を押してください」とお願いするだけです。
葉書以外にも52円以上の切手が貼ってあれば、集印帳やノート、名刺カードに押してもらうこともできます。
また、過去に発行された記念切手などにも風景印を押してもらうことは可能です。
風景印に書かれた図案と、切手の図案を合わせたり工夫するのも楽しいです。
スタンプラリーと違い、風景印は自分で捺すことはできません。
消印は風景印の一部が切手や料額印面にかかっていることが条件になります。
引受消印と記念押印
消印は郵便物に捺すのが目的で、これを引受消印(ひきうけしょういん)と言います。
旅先からの絵葉書に、風景印を押して出すなんてこともできるわけです。
それに対してコレクションで風景印を集めることを「記念押印(きねんおういん)」と言います。
「郵頼」を利用する
風景印を集めるには、郵便局へ行かずに集める「郵頼(ゆうらい)」という方法があります。
郵頼は、押印したい風景印がある郵便局に押印依頼ができる便利なサービス。
郵頼には以下のものを用意します。
・押印の依頼内容、依頼人の住所、氏名電話番号を記した依頼書
・押印するハガキや切手を貼った台紙等
・返信用封筒(返信にかかる料金の切手を貼付)
封筒に「風景印押印」と書いて送るだけ。
実費のみで手数料などはかかりません。
郵頼を利用すれば、遠方の郵便局の風景印も集めることが可能です。
地域別種類紹介
最後に、可愛い風景を紹介します。
観光名所が入った風景印
・スカイツリー
・東京駅
・青森のりんごの形をした風景印
風景印をあつめよう!
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今回は、風景印について紹介しました。
・風景印とは消印のひとつで郵便局で押してもらえる
・郵便局によって違い、観光名所や名物が風景印に描かれている
・郵便局に52円の官製はがきをもっていけば押してもらうことができる
・遠方の郵便局の風景印が欲しい場合は、郵頼を利用するのがおすすめ
ということがわかりました。
観光に行ったときに地域の風景印を押してもらえば記念になりますよね。
コレクションが好きな方や、新しい趣味を探している方はぜひ、風景印集めをしてみませんか?
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