ネーム印やXスタンパーでおなじみのシャチハタの、スタンプ体験施設「シャチポン」を知っていますか?
なんと日本初、名古屋でスタンプを体験する施設が出来たのです。
ところで、スタンプを体験するというのは、どういったことでしょうか。
今回は、シャチハタの直営店「シャチポン」について詳しくご紹介していきます。
・シャチポンとは何ができるところか?
・どんな施設なのか
・シャチハタにはどういう商品があるのか
この記事でくわしくご紹介します。
シャチポンとは?
シヤチハタはもともと名古屋に本社を構える会社。
会社名の由来は、金鯱のシャチホコからきています。
ネーム印・スタンプの国内市場9割を占めるシャチハタ。
これまでスタンプの新しい可能性を生み出す取り組みに挑戦してきました。
そんなシヤチハタ初の直営店「Shachi Pon!(シャチポン)」が2017年3月に誕生しました。
場所は、名古屋のアミューズメントパーク「レゴランドジャパン」に隣接したメイカーズ・ピアの商業施設内。
スタンプが人と人をつなぐ、新たなコミュニケーションツールになるのではないかと考えたのです。
その試みの第一弾が、2005年愛・地球博での「マークタウン」
スタンプラリーやスタンプ作成のワークショップなど、シャチハタならではの企画を実行しました。
そしてこの度、子供から大人までスタンプを楽しめる施設「シャチポン」が生まれたのです。
施設内紹介:スタンプワークショップ
シャチポンでは、定期的にシャチハタ商品を使ったワークショップが開かれています。
実際に、これまで過去に行われていたワークショップをご紹介します。
どうぶつスタンプワークショップ
知育玩具エポンテの「どうぶつスタンプ」を知っていますか?
エポンテは、3才〜対象にした、あそびを通じて子供の想像を育む知育スタンプ。
柔らかい素材でできたブロックのような形のスタンプで、手で捺して、絵を描いたり色を塗ったりすることができます。
手先が器用でない子供でも、ブロック型のおもちゃはクレヨンに比べて持ちやすく、
描くこと、表現することの楽しさを学べます。
エポンテシリーズのひとつ「どうぶつスタンプ」は、20種類のパーツからなるおもちゃ。
どうぶつの体をモチーフにしたイラストのスタンプで、パーツをつなげて様々などうぶつを描くことができます。
その、どうぶつスタンプの体験ワークショップがシャチポンにて開かれました。
子供たちが独創性を持って描いた、世界に1匹だけのどうぶつをスクリーンに投影。
大画面で動きだす様子を、目で見て触って楽しむことができます。
まさに、スタンプとデジタルの融合によってなせる技ですね。
そしてワークショップ内で作成したどうぶつは、シャチポンのウェブサイト「イマジネーションアニマルズ」に登録されます。
どうぶつの名前と誕生日を設定することができ、3ヶ月の間はいつでもウェブからどうぶつをみることができます。
ワークショップの所要時間は20〜30分程度。
参加費は、1回300円で、定員は4名まで。
どろだんごをつくるワークショップ
シャチハタ商品「コロピカどろだんご」を使ってピカピカに輝くどろだんごを作ろう!
「コロピカどろだんご」は、夏休みの工作にも使える、シャチハタの大人気商品。
砂、粘土、水を混ぜて転がすだけで、あっという間にピカピカのどろだんごがつくれます。
その「コロピカどろだんご」もシャチポンで体験することができます。
ワークショップに参加しなくても商品は購入できますが、やはり初めて作る時は不安がつきものです。
そんな時に、お店の方に聞きながら親子で楽しく体験ができるのはとても良い機会です。
参加費は、一回500円で、所要時間は30分程度。
施設内紹介:スタンプファクトリー
スタンプファクトリーは、実際にその場でスタンプをつくる体験ができる常設コーナー。
使うのは、シャチハタの新しいスタンプ作成マシーン「OSMOオスモ」。
オスモは、写真や手描きイラストを使ってオリジナルスタンプがつくれる機械。
オスモには、以下の特徴があります。
・かんたんなパネル操作で、大人も子供も楽しめます。
・その場で完成!加工時間は最長で約1分。
・スタンプ作成時に、お好みのフレームやイラストを選ぶことができます。
・さらに文字の入力や、スマホで撮った写真を取り込むこともできます。
・フレームやイラスト、文字の大きさや配置を自由に決めることができます。
今まで、オリジナルのスタンプを作るには店頭やネットで注文するしか方法がありませんでした。作成が完了するまで1週間~10日程度の時間とお金もかかります。
そんな中、Xスタンパーの構造を利用しその場でスタンプが作れるオスモは、とても画期的な機械ですよね。
しかも、最安値500円〜で、作成することができます。
遊びに行った記念に作ったり、家族や友達の写真を入れてプレゼントするのも良いでしょう。
自分の名前を入れて、イラストでデコレーションすれば、世界に1つだけのネームスタンプがつくれます。
オスモは、シャチポン以外にもショッピングモールや大型文具店など全国各地に設置されています。
オスモの公式サイトでは設置場所が一覧で確認することができるので、名古屋が遠い方は近隣のオスモを利用してみてくださいね。
施設内紹介:シャチハタマーケット
シャチハタは、ネーム印やXスタンパーなどのイメージがありますよね。
ですが、シャチハタはビジネス印だけではありません。
もともと文具メーカーとしても、大手会社です。
また最近では、ターゲット層を絞った商品展開の中でも、子供が楽しめる知育玩具の開発にも力を入れています。
シャチポン内の「シャチハタマーケット」では、シャチハタ商品が勢揃い。
一般的な文具店では一部のコーナーで取り扱いがあるだけなので、シャチハタ商品をまとめてみると、その種類の多さに驚くはず。
お店ではあまり取り扱いのない、珍しい商品もあるかもしれません。
今回はシャチポンで売られている商品のなかでも、特に人気の高いものをいくつか紹介していきます。
コロピカどろだんご制作キットシリーズ
昔から子どもの遊びとして馴染みの深い、どろだんごつくり。
しかし、今では砂場の衛生面の不安から、子供が砂場でどろだんごを作って遊ぶ機会は少なくなりました。
そんな中で発売されたのが「コロピカどろだんご制作キットシリーズ」
自然の砂と粘土を材料にして、転がすほどピカピカに輝くどろだんごをつくることができます。
ここで、簡単にコロピカどろだんごの作り方を紹介します。
1.どろだんごの芯をつくる。
芯用土(しんようつち)を水と混ぜ、よくこねてボール状にします。
2.さらこなをつける。
ボール状になっただんご全体にさらさらの土を薄くつけます。
この時、水分を吸って表面が黒くなったら、再度さらこなをつけます。
この作業を4〜5回、繰り返します。
3.色こな・ラメをつける
色付きのキットは「色こな」を、ラメ入りのキットは「ラメ」をつけます。
4.新聞紙の上で転がす
新聞紙の上でころがした後、下敷きなどの上で力をいれずに転がします。
この時、薄く、少しずつ付けることがポイントです。全体的に均等につけます。
どろだんごにヒビが入らないように注意が必要です。
転がしていると、だんだんピカピカのどろだんごに仕上がります。
乾燥したら、シールを貼ったり、油性ペンで絵を描いたりもできます。
てがたスタンプ
お子様の成長記録をてがたで残せるスタンプ。
子どもの今の記録を残せる「手形アート」が、今若い親御さんを中心に流行しているのをご存知ですか?
てがたスタンプは、手形アートをするのにピッタリの商品。
てがたスタンプには以下の特徴があります。
・色紙やアルバムなどの紙製品の他にも、布にもおせる特殊なインキを使用しています。
・布におしたらアイロンをかけるとインキが定着し、洗濯しても落ちにくくなります。
・お子様の手で使った場合、一本で約300回の手形を捺(お)すことが可能です。
・インキの色は、ピンク・ブルー・グリーン・オレンジの4色。
・肌に優しい水性顔料系インキを使用しています。(手についても簡単に洗い流せます)
エポンテシリーズ
エポンテは、遊びを通じて子供の想像力・創造力を育む知育スタンプ。
形や手触りなど、お子様が直接ふれて楽しめるツールです。
エポンテは安全性に配慮しており、インクには食用色素を使用しています。
また、衣服についても洗濯で落としやすいインクです。
・エポンテ「カラースタンプ」
青・桃色・黄色3色の重ね合わせで、色彩感覚を育むスタンプ。
たとえば、青と桃色を重ねると、むらさき色になります。
桃色と黄色で、オレンジ色。青と黄色で緑色になりますよね。
このカラースタンプなら簡単に色をつくることができます。
・エポンテ「カタチスタンプ」
カタチスタンプは、丸・三角・四角の図形を組み合わせて、造形的センスを育む知育スタンプ。
それぞれのスタンプの中に、さらに2段階の小さいスタンプがはめ込んであります。
柔らかいシリコン素材のスタンプなので、怪我することなくブロックのように積み上げてあそぶこともできます。
・エポンテ「パズルスタンプ」
パズルのように遊ぶことで論理数学的センスを育む知育スタンプ。
大きさの違う三角と四角の7つのパーツを自由に組み合わせることができます。
たとえば、見本と同じカタチになるようにパーツを組み合わせてあそびます。
ものごとを組み立てる力を養います。
その他に、表現力や考える力思考力などを伸ばします。
併設施設紹介「メイカーズ・ピア」
シャチポンのお店は、レゴランド隣のメイカーズ・ピアという商業施設に入っています。
メイカーズ・ピアは新造語からなる名前。
Make + Entertaiment =Makertainment(メイカーテインメント)
つくる喜びをエンターテイメントとして共感する、という意味があります。
メイカーズ・ピアは、モノ・コトづくりを通して人活力を与えるような、エンターテインメント空間の提供をします。
施設内は、3つのコンセプトゾーンに分かれています。
・フォレストガーデン
自然に囲まれた空間。コーヒーを片手にテラスでのんびり出来ます。
また、ペット用のドッグランも併設されています。
・セントラルパーク
セントラルパークは子供たちが遊べる空間になっています。
光と音が一体となった噴水ショーを楽しむことができます。
・アップタウン
アップタウンは、市場のようなところ。
エンターテイメントをはじめ、さまざまな商品が並んでいます。
シャチポンもこのアップタウン内にあります。
具体的に、どんなお店があるのかピックアップしてご紹介します。
・ぬパンダーら(レストランカフェ)
マレーシアの経済飯(エコノミックライス)が食べられるお店
旅先でしか食べられないマレーシアの庶民飯が名古屋で味わえます。
・だるまうなぎ(レストランカフェ)
炭火、地焼にこだわった、名古屋名物のひつまぶしが食べれるお店。
高級品であるひつまぶしが、お値打ち価格で食べられるのも特徴。
・西条國抹茶カフェ(レストランカフェ)
明治21年創業、愛知県西尾市にある抹茶の老舗「あいや」が運営する、抹茶スイーツ専門店。上質な抹茶を使用した、オリジナルの抹茶スイーツやドリンクを楽しむことができます。
・タオル美術館(ショップ)
素材やデザインにこだわった、タオルの専門店。
店内にいるタオルソムリエに、アドバイスをもらいながら購入することができます。
・さんぷる工房(エンターテイメント)
食品サンプルのふるさとである、郡上八幡から名古屋に進出したお店。
食品サンプルの展示販売の他に、サンプル作り体験ができます。
・台場怪奇学校 名古屋校(エンターテイメント)
台場で80万人を導入したホラーエンターテインメント、「台場怪奇学校」の名古屋分校。
VRで装着して、たのしめるアトラクションがあります。
シャチポンにいってみよう
シャチポンには、
・スタンプワークショップ
・スタンプファクトリー
・シャチハタマーケット
を楽しめるコーナーがあることがわかりました。
そのなかで、スタンプを動かしたり、自分だけのスタンプを作ることができる、
子供から大人まで楽しめるお店です。
名古屋にお立ち寄りの際は、ぜひ遊びに行ってはいかがですか?
シャチポンへのアクセス
名古屋臨海高速鉄道「あおなみ線」名古屋駅から、「金城ふ頭」まで24分
駅到着後は、専用連絡道路を通ります。
所在地 名古屋市港区金城ふ頭2−7−1
営業時間 AM11:00~PM6:00
定休日 不定休
Tel 052−387−5107
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