世にも珍しい特殊なはんこをまとめてみた！

実印は、車の契約や土地の売買など重要な契約に使用することのおおいはんこです。
また、実印は世界にひとつだけの印影をしており、他の人が真似することは法律で禁止されています。

ですが、はんこの素材や形、書体はどこのお店にいっても同じものばかり。
「世界にひとつだけの印影なら、見た目もオリジナリティを出したい！」
そう思うことはありませんか？

今回は、そんな方のために、世にも珍しい特殊なはんこを紹介します。

はんこの持ち手は、丸型の円筒状のものが一般的でしょう。

しかし、はんこの形がめずらしいものとして、三角形のものがあります。
なかなか使う人はいないので、とても珍しがられる形です。

実ははんこを持つ時に一番安定するのは三角形です。
親指と人差し指、中指の三本を使うので、三角形のはんこは最も安定します。

ちなみに鉛筆が六角柱であることが多いのは3の倍数で安定してもてるからです。

もちろん三角形のはんこも、実印として登録することができます。
条件は、シャチハタを除く、8ミリの正方形より大きく25ミリの正方形より小さいもの。

つまりこの大きさに収まるものであれば形は問わないのです。

次に珍しい印材のはんこを紹介します。
紹介するのは「希少印材」と呼ばれ、比較的高額なものがおおいです。

一万年以上前の氷河期に生息していた、マンモスの牙です。
マンモスの牙は、ロシア・ユーコン・アラスカ・シベリアなどで数多く発掘されています。

すでに絶滅した動物の印材ですので、普通の象牙に比べても希少価値が高い印材です。

朱肉にもなじみやすく、硬度が高いため、長年使い続けられる印材として重宝されます。

数千年の時を超えた、ロマンあふれる印材です。

シャコ貝はインド洋などの深海に生息し、最大で直径1メートルに達するものもあります。
動物系の印材は、ツノを使ったものが多いのですが中にはシャコ貝を使った印材もあります。
シャコ貝のもつ美しい輝きと真っ白な色が特徴です。

木材系の素材のなかでも珍しい、爽やかな甘い芳香が特徴の白檀です。
香木として紀元前5世紀ごろからインドで愛される高級印材です。

熱を加えなくても十分に芳香するので、扇子の骨や匂い袋の香料、線香につかわれています。

ですが、白檀は周りに植物がないと生息しないことから人工で栽培するのは大変困難とされています。
インド政府によって伐採制限・輸出規制がかけられているほど入手が難しくなっている材です。

蛇のうろこのような模様が特徴的で、ブラジル産の希少な木材で世界一高い木といわれています。
きわめて硬く重厚なスネイクウッドは、高額なステッキやバイオリンの弓などにしようされています。

現在ではほとんど流通されておらず起床印材のひとつです。

琥珀は象牙と同じくらい高級な印材です。
琥珀は遥か昔に、繁茂していた広葉樹や針葉樹などの樹脂が土砂にうもれて、数千万年という年月をかけて化石化したもの。
特に、化石化する過程で太古の動植物が入り込んだものは希少性が高く高値で取引されています。

美しく透き通った黄褐色の石の中に、炎のように揺らめく神秘的な色合いが特徴。

「デザインはんこ」と呼ばれる絵柄が入ったはんこを知っていますか？
実印としての登録はできませんが、オリジナリティがあるということで人気を集めています。

例えば、自分の干支のイラストを入れた認印。
ネットで検索するとオリジナルの書体のはんこをつくれるサイトが多く出てきます。

また、10年ほど前から初音ミクなどのアニメキャライラストの入った「痛車」と呼ばれるものが世間で話題を呼びました。

はんこにもアニメキャラが入った「痛印」というものがあるのです。
実用目的だけにとどまらず、ファンがプレゼントやコレクション目的で購入されるそうです。


また、実印ではなく銀行印としてならイラスト入りの印を登録できるところもあるそうです。

銀行では基本的に

・定められたサイズであること
・シャチハタなど変形しない素材であること

の規定を満たしていれば大丈夫。
ただ、一部の地方銀行や支店などで登録できない場合があるそうなので、一度金融機関に確認してみるのがいいでしょう。

今回は、珍しいはんこを色々と紹介しました。
紹介したものは、ほとんど店頭にはならんでいません。それほど珍しいものなのです。

もし珍しいはんこを作りたいのであれば、ネット通販がオススメです。
店舗と違い格段に種類が豊富で、お店に行かずとも注文できるのが便利ですよね。

しかし、価格や印材の状態はサイトによってまちまち。
ネット通販できちんと買うには、他のサイトと比べたり一般投稿者のレビューを読むのがいいでしょう。

そうすることで、なんとなくどのサイトがいいのかわかるようになりますよ。

いかがでしたか？

珍しいはんこを作りたい！という方はでぜひ参考にしてみてくださいね。