査収? 確認? 承認? 正しいビジネス用語とは?

査収? 確認? 承認? 正しいビジネス用語とは?

ビジネスシーンでよく使われる「ご査収」「ご確認」「ご承認」といったフレーズ。これらの意味や正しい使い方について解説します。
2019年03月21日作成

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ビジネスシーンでよく使われる「ご査収」「ご確認」「ご承認」といったフレーズ。これらの意味や正しい使い方について解説します。
2019年03月21日作成

TOPIC 01

「ご査収」って?

出典元:https://www.shutterstock.com

「ご査収ください」
これはビジネスシーンでよく見かけるフレーズです。

読み方は「ごさしゅうください」ですが、そもそも「ご査収(さしゅう)」とは一体、どういった意味なのでしょうか。
・「ご」は尊敬語。
・「査」は「よくみて明らかにする、検査する」こと。
・「収」は「おさめる、取り入れる」こと。

このことから、「ご査収」は「よく確認して受け取ってください」「内容をよく確認した上でお受け取りください」といった意味になります。

また、「査収(さしゅう)」は文語体ですから、口頭で直接相手に伝えるときには「ご確認ください」となります。相手に向かって「ご査収ください」とは使いませんので注意が必要です。

そのため、「ご査収ください」が使えるときは意外と限られたシーンだけとなります。

「ご査収ください」を使うタイミングは
・メールに書類などのデータを添付して、相手に確認して欲しいとき
・書類や商品を確認してほしいとき

ですから、当たり前ですが「ご査収ください」は、確認すべき書類やファイルがあるときにしか使えません。

「ご査収ください」だとちょっと乱暴すぎる感じがするなら、「ご査収のほどお願いいたします」にすれば、柔らかいフレーズとなるので、覚えておくといいでしょう。

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TOPIC 02

「ご確認」の使い方とは?

出典元:https://www.shutterstock.com

「ご確認ください」
これもビジネスシーンでよく見かけるフレーズです。会話上でもメール上でもよく使われます。

・「ご」は尊敬語。
・「確認」は「確かにそうだと認めること。はっきり認める」こと。

ですから、「ご確認ください」は「しっかりと確かめてください」「きちんと確かめて認めてください」という意味です。これは、相手に書類や伝票といった何かをしっかりと確認してもらいたいときに用います。

さらに柔らかい表現にするときは「ご確認のほどお願いいたします」と「ほど」をつけるとやんわりとした言い方となります。

では、「ご確認してください」はどうでしょうか。
一見すると良さそうに思えますが、じつは敬語の使い方としては間違っているので気をつけましょう。

「ご確認」は、「ご」がついているので謙譲語ですので、これは正しい使い方をしています。ところが、その後の「してください」は、依頼の敬語の尊敬語となり、1つの表現に2つ以上の敬語が使用されるのは「二重敬語」となってしまうため間違った用法となります。

「ご確認ください」または「ご確認くださいませ」を使います。

また、「ご確認の上、ご査収ください」はどうでしょうか。
これも何となく正しい使い方のように思われるかもしれませんが、これも間違いです。

「査収(さしゅう)」は「よく調べて受け取ること」で、「確認」も「はっきり認めること」で、同じ意味の言葉が並んでしまっています。ということは「くどい言い方」ですから、別々に使うようにします。


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TOPIC 03

「ご承認」ってどう使う?

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「ご承認ください」
・「ご」は尊敬語。
・「承認」は「承知する。承諾する」こと。

ですから、「ご承認ください」は、「相手に理解や納得を求めること」という意味です。

ただし、この言葉は誰に対しても使えるものではありません。「承認を得る」は、上司が部下に使う言葉で、「目上」から「目下」に対して使うものとなります。ですから、「クライアント」が「請負者」というように、時と場合によっては上から目線で「聞いてあげるよ」という意味にも取れるため、注意が必要です。 また、「ご承認くださいますようお願いいたします」もよく使われるフレーズです。「ご承認ください」は尊敬語の「ご」を用いていますが、命令形であるために強い口調であることに変わりません。

ところが、「ご承認ください」に「ますようお願いいたします」を付け加えることで、やわらかいフレーズとして使うことができるようになります。

また、ビジネスメールで使うときには
・ご承認いただきたく存じます
・ご承認いただければ幸いです
・ご承認のほどお願い申し上げます
のように使うようにするといいでしょう。


会社では日常の会話や会議の場で、はじめて聞く言葉が飛び交うことがあります。特に使い方があっているかどうか気になることも多いでしょうが、しっかりマスターしておきましょう!

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