初めてのPOPづくりに! コツとおすすめの道具

初めてのPOPづくりに! コツとおすすめの道具

お店に行くとよく見かけるPOP。どうやったら目につくようになるのでしょうか。また、使うと楽しくなるおすすめ道具もご紹介します。
2019年05月20日作成

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お店に行くとよく見かけるPOP。どうやったら目につくようになるのでしょうか。また、使うと楽しくなるおすすめ道具もご紹介します。
2019年05月20日作成

TOPIC 01

POPって何?

出典元:https://www.shutterstock.com

POP(ポップ)は、「Point of purchase advertising」のことです。「POP広告」というところをさらに短くしてPOPと呼んでいます。

POPは書店、ドラッグストア、パン屋、スーパーなどでよく見られますが、並んでいる商品のことをさっと知りたいときには便利です。

もちろん、箱や袋を読めばわかるものもありますが、多くの商品にいちいち目を通すのはたいへんですし、何より時間がかかります。それに年を取ってくると細かい字は見ただけでパスしてしまう傾向もあります。

何だかどれも一緒のような気もしてきますし、値段を見ても安い方がいいのか高い方がいいのか決められず、最悪、面倒な気持ちになって帰ってしまうこともあるでしょう。

そんな気持ちにしないようにしてくれるのが、この「POP」なのです。

売る側にとってはせっかく来てくれたのに、買わないで帰られてしまうのは損ですし、買う側にとっても買う気満々で来たのに、商品選びに疲れて帰るのも損です。

POPを見れば「商品がどんなものかがひと目でわかる! 」のがベストです。また、買おうかな…どうしようかなと迷っているときに背中を押してくれるような文句が書かれてあることも大事です。

TOPIC 02

POPの効果は絶大!

出典元:https://www.shutterstock.com

印刷されているポスターも重要ですが、POPにはたいてい手書きの文字と可愛いイラストが描かれてあり、色合いが印刷物よりも目立つのが特徴です。

お店のイチオシを毎回、やってくるお客さんにしっかりと説明できればいちばんいいのですが、それは物理的に無理なこと。それを助けてくれるのがPOPなのです。

POPにイチオシの理由を目立つ色合いで書いておけば、やってきたお客さんの目に必ず止まるはずです。

イチオシ商品にPOPがあるかないかでは、売上げも違ってきます。しかし、POPは単に作ればいい、書いておけばいいというものではありません。お客さんの心をつかむ言葉、惹かれる絵を書かなければ意味がないのです。

要するに目立つ色合いで、魅力的な言葉が書かれていればいいのです。

では、POPを作るには何が必要なのでしょうか。
・POP用マーカー
・POP用紙、または丈夫な紙

と最低必要なモノはたった2つです。これがあれば、POPはできてしまうのです。

TOPIC 03

POP作りのコツ

出典元:https://www.shutterstock.com

では、目に止まるPOPとはどんなものでしょうか。

1 ハデな色を使っていること
ハデな色使いは目立ちます。いくらいい内容のものでも目立たなければ意味がありません。とりあえず、目立つ色合いにすることが大切です。

2 内容がパッとわかること
ずらずらと書かれてあったとしても誰も読みません。たとえそれがどんなに重要なことであっても同じです。人がパッと見で読める文字数は決まっています。目安は20~30文字です。

3 読みやすく親しみやすい書体であること
書体はたいへん重要です。いくら達筆でも「何て書いてあるの?」では意味がありませんし、汚い文字もいけません。

また、全部の商品に貼ってしまっては、お客さんが混乱するだけなので、おすすめ品に貼っておくのがベストです。

・POP用マーカーの上手な使い方

普通のペン先は細い丸型ですが、POP用マーカーは角、または太い丸型です。角型は細い部分と太い部分を使い分けて文字を書いていきます。

しかし、POP用マーカーは使い慣れていないと、書きづらくて、最初から思うような文字を書くことができません。また、力加減が均一でないと文字の太さも一定になりません。

その上、書く紙によっても違ってきます。普通紙とPOP用紙ではすべりが違ってくるので、POP用マーカーがよくすべるPOP用紙を使うようにすればスムーズに描けるようになります。

まずはPOP用マーカーに慣れるよう練習書きから始めてみましょう。

描きやすい!「ポップメイト水性」を使ってみよう

シヤチハタの「ポップメイト水性」は丸と角形の両方がそろうPOP用マーカーです。

インクは水性顔料系なので、にじみもなく、裏うつりもほぼありません。乾いた後は重ね描きもできるので便利に使えるPOP用マーカーです。また、紙だけでなくガラス、金属、木、布、陶器などにもきれいに書けるのが魅力です。

太さも選べますし、何よりペン先が選べるのが便利です。4色、6色、8色のほか、混合14本セット、15本、19本、27本、30本とバリエーションも豊富です。


POPは工夫次第で商品を上手にアピールすることができるようになるので、ぜひ作ってみましょう!

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