出産祝いのマナー
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嬉しい出産のお知らせを聞いたら「出産祝い」の用意です。
お祝い事というのは気持ちよく済ませたいものですが、では、出産祝いというのはいつ渡せばいいのでしょうか。
贈る時期はいつがベスト?
出産祝いを贈るタイミングは、一般的に赤ちゃんの名前をお披露目する「お七夜」の生後7日からお宮参りまでの1カ月までの間が望ましいとされています。正常分娩の場合は6日間、帝王切開の場合8日間となっているので出産後2~3週間のタイミングがベストといえます。
早く赤ちゃんの顔が見たいと思っても、お母さんの体調回復や赤ちゃんの健康も人それぞれです。中には産後、体調を崩してしまう方もいるでしょうし、実家に帰って出産する方もいます。お母さんや赤ちゃんの体調を確認してから最適なタイミングで贈るようにしましょう。
また、直接自宅に行って渡す場合は特に、訪問する時間帯も確認しておくことが大事です。産後すぐは2~3時間おきに赤ちゃんが寝たり起きたりしているため、お母さんも赤ちゃんに合わせて生活をしています。訪問前にいつが都合がいいかを聞いておくようにしましょう。
遅くなってしまったら?
仕事など事情があって遅くなってしまった時は、お祝いの言葉とともに遅くなったおわびの言葉を添えて贈るようにしましょう。
また、あまりにも時間が経ち過ぎてしまった場合は、1歳の誕生日プレゼントとして贈るようにします。赤ちゃんも大きくなって新たに必要になるものもあるので喜んでもらえるはずです。
出産祝いのプレゼントの予算は?
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プレゼントというものは、相手のことを考えれば考えるほど意外に難しいもので、なかなか決められないという方も多いのではないでしょうか。
出産祝いの予算は、一般的な相場というものがあります。また、以前その方から何らかのお祝いをいただいていたならその時の金額も参考にするようにしましょう。
出産祝いの金額の相場は?
友人・知人の場合は5000~10,000円
連名で贈る場合は2000円~3000円を目安にしましょう。
親族の場合は10,000~30,000円
欲しいものや金額について直接本人と話し合って決めるのもいいでしょう。
嫁・息子の場合は30,000~50,000円
親子ならベビーカー、ベビー布団など大きく高額なものを話し合って決めるようにしましょう。
職場の人の場合は3,000~10,000円
会社に規定がある場合はそれに従って贈るようにしましょう。
出産祝いのプレゼントの選び方
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出産をお祝いするギフトは相手が喜んでくれるものを贈りたいものです。
しかし、考えれば考えるほど悩んでしまうのがプレゼントというものです。いくつかのポイントを押さえることが大切です。
1 予算に合わせたものを選ぶこと
プレゼントを先に選んでしまうと、予算オーバーになりかねません。まずは、予算を決めてその範囲で収まるものを選ぶようにしましょう。
また、大切な人であれば高額のものになることもあります。いただいた金額に応じて返礼品を用意してしまうので、その時はお返しは不要であることを伝えてから渡すようにしましょう。
2 実用的なものを選ぶこと
出産祝いでは、実用的なものを選ぶことが大事です。
日常的に使うおむつや、今ではスタイと呼ばれるよだれかけ、玩具などはたくさんあると重宝します。なるべく長く使えるものを選べば、間違いなく喜ばれるでしょう。
ただし、洋服を贈る場合は注意が必要です。小さな赤ちゃんは日々、グングン大きくなります。季節を間違えて贈ってしまうと一度も着られなかったということになりかねません。
また、最初から大きめな赤ちゃんもいますので、大きめのものを選ぶのがポイントです。生後12~24カ月ごろまで着られるものを選ぶようにしますが、慎重に考えなければいけないのがその時の季節です。これを間違えてしまうと残念なプレゼントになってしまうので季節感にも注意して選ぶことがポイントになります。
3 特別感のある名入れプレゼント
赤ちゃんの名前が入ったプレゼントは特別な感じがするものです。
お母さんと親しい間柄なら、名前入りがおすすめです。保育園などに預ける場合、おむつや持ち物に名前を入れなくてはならなくなるので、ポンポンで済み、便利に使えます。
中でもおすすめはシヤチハタの「おむつポン」と「どこでも もちものスタンプマイキャラロング」です。
印面サイズは縦9.5×横46mmで、かわいいイラストと一緒に名前が捺せる、浸透印タイプのスタンプです。こちらも「おむつポン」同様、紙はもちろんのことプラスチック、布、金属、木などにも捺せるので、ノート、定規や体操服など、いろいろな持ち物に簡単に名前を捺すことができます。
ただし、名入れのプレゼントを贈る場合は、赤ちゃんの名前を間違えて注文してしまわないよう気をつけましょう。
赤ちゃんへのプレゼントは種類が豊富ですが、人気の高いものや定番のものを選べば間違いなしで喜ばれるはずです。ぜひ、ポイントを抑えて、相手に喜ばれる出産祝いを贈ってくださいね。
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