シヤチハタのサイズって決まりがあるの?

シヤチハタのサイズって決まりがあるの?

シヤチハタのはんこの大きさはさまざまです。大きさの違いや、どんなシーンで使われることが多いのかを見ていきましょう。

2019年04月15日作成

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シヤチハタのはんこの大きさはさまざまです。大きさの違いや、どんなシーンで使われることが多いのかを見ていきましょう。

2019年04月15日作成

TOPIC 01

定番は9ミリサイズの「ネーム9」

出典元:https://www.shutterstock.com

はんこにはいろいろなサイズがあり、どれを選んでいいのか迷うこともあるでしょう。

はんこにはある程度の大きさがないとはっきりと確認ができないということから、登録するためのはんこには大きさが定められていますが、手軽に使えるはんこの大きさはどれくらいなのでしょうか。

見誰もが持っている「シヤチハタ ネーム9」

9ミリサイズのはんこの用途は、一番よく使う「認印」です。伝票、宅急便の受け取りなどさまざまな場面で使用できます。

「ネーム9」が発売されたのは、1986(昭和61)年で、それ以来、ロングセラー商品となっています。
正式名称は「Xスタンパー ネーム9」ですが、誰でもひとつは持っているというほど売れたため、今では朱肉の入らないはんこのことを「シャチハタ」と呼んでいます。

さて、この「ネーム9」、じつは直径9.5ミリあります。ちなみに長さは68.3ミリ、重さは15グラムほどです。

「ネーム9」はちょうどよい握り具合で、しかも認印を捺す場所はこのサイズで作られているため、はんこを捺すとたいていピッタリと収まります。ボディーカラーは全5色。書体は既製品+8書体の9種類があります。

インクが切れても、別売のカートリッジと取り替えれば使うことができます。

級感漂う「ネーム9 Vivo」

「ネーム9 Vivo」は、日本を代表するプロダクトデザイナー深澤直人氏のデザインです。洗練された、さりげない上品さをかもしだすボディは、ホワイト、ブラック、ブラウン、マットシルバー、メタリックブルー、メタリックレッドと全6色。

こちらもサイズは「ネーム9」と同じ直径9.5mmです。

TOPIC 02

ひとまわり大きな11ミリサイズ

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11ミリタイプは、大きく見やすいため、認印はもちろんのこと領収印、検査印としてもよく使用されるサイズです。

ひとまわり大きな11ミリの印面サイズは重厚な印影を残すネーム印です。どっしりした落ち着いたイメージがあるからか、中でも年配の方に人気があるといいます。

ボディカラーは落ち着いた印面に合わせたブラックのみです。既製品の書体は落ち着いたイメージの古印体を使用。別注すれば、8書体から選ぶこともできます。インキは全6色。

インキが切れた場合、11ミリサイズはカートリッジではなく補充インキとなるので注意が必要です。専用のインキを少しずつ吸い込ませながら補充していきましょう。



TOPIC 03

訂正印として使える6ミリサイズ

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訂正印は記入間違いを正しく訂正した際に捺すはんこのことです。

訂正するものは重要な種類から帳簿、伝票、事務書類までさまざまですが、どの部分を誰がどのように修正したのかがわかるようにするのが目的です。重要なものを訂正する時には修正液や修正テープを使ってはいけません。

修正液で金額や書かれている氏名などを書き換えることも可能にしてしまうと、いくらでも不正に使用することができてしまうため、訂正印を使って間違った文字や数字などを訂正していきます。

訂正する場合、9ミリサイズのはんこでもいいのですが、文字と文字の間に入れる必要があるため、それより小さな6ミリを使うことでスムーズに訂正ができるようになります。

もちろん、訂正印はどんなものでもいいのですが、6ミリサイズを1本持っていると便利に使えるので、おすすめです。

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