書類の中には個人情報がてんこ盛り
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ポストには不要なチラシが入っていますし、部屋の掃除をすれば、さまざまな不要な書類が出てきます。
少なくしようと思ってみても毎日、ゴミは出てくるものです。その中で困るのがクレジットカードの明細や給与明細といった個人情報の入った書類です。
クレジットカードの明細はペーパーレス化が進んでデータで貰えるようになりましたが、やはりパッと見てわかるのはプリントアウトされたもの。データでもらっても結局はプリントアウトしたほうが見やすく、家でプリントしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、プリントアウトしたのはいいけれど、今度は捨てる時が心配です。つい、面倒でそのまま捨ててしまうこともあるかもしれませんし、いくら燃えるゴミで出せるといってもやはり不安は残ります。
個人情報の入った書類を処分する方法
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では、個人情報の入った書類はどう処分すればいいのでしょうか。
1 手でちぎる
一番簡単にできるのが手でちぎって捨てる方法です。しかし、適当にちぎっていると、ちょうど大事な番号や住所氏名がしっかりと残ってしまっていることもあります。これでは意味がありません。
情報が入った部分は念入りに細かくすることが重要です。
2 黒マジックで塗りつぶす
重要部分を黒マジックで塗っていきます。マジックをゴシゴシと塗っていると、マジック特有の臭いがしたり、何より、手を汚したり、机など周辺も汚してしまう可能性が大。
新聞紙などを敷いて行うといいでしょう。
3 はさみで切る
はさみで重要な部分を切り取り、その後、細かくチョキチョキとカットしていきます。字を切るように入れて読めないようにするのがポイントです。
手でちぎっても、はさみで切っても、まだ心配なようなら新聞紙や不要な封筒などでくるんでゴミで出します。
4 シュレッダーはさみを使う
シュレッダーにかけるほどではないけれど…というときに、便利なはさみです。前から見ると普通のはさみのように見えますが、横から見ると刃が5~7枚もついていて、はさみの刃だけが何本もくっついているという不思議な形をしています。これで一度に細かく切り刻むことができるようになっています。
使い方はまず、縦方向にカット。その後横方向にはさみを入れていく…と、シュレッダーのようなクロスカットができあがります。
ただ、けっこうな力が必要になりすべてをカットしようとすると疲れるので、明細の記名部分だけという使い方をしたほうがラクです。
5 シュレッダーを使う
紙全体を処理する時は小さなシュレッダーがラクです。用紙を差し込むだけで、自動的に細かく切り刻んでくれるので、復元は不可能です。
紙だけでなくCD、DVD、キャッシュカードといったものもカットしてくれるシュレッダーもあります。
6 書類処理サービスを利用する
があります。処理方法はシュレッダーや溶解などがあり、郵便局、運送会社、産廃業者などがこうした書類処理サービスを行なっているところがあります。
ただ、コストがかかります。一度に大量の書類を処分したいときは便利かもしれません。
手軽に個人情報保護するなら便利な「ケスペタ」
最後にご紹介するのは、個人情報保護アイテム「ケスペタ」です。
キャップを外すと、「黒い特殊のり」が出てくるので、重要な部分にのりをつけて二つ折りにして貼り合わせるだけと簡単です。
ケスペタを塗ると黒くなって、これだけで読めなくなります。
のりが乾いた後で剥がしてみても、紙が破れてさらに読めなくなるという仕組みになっています。
書かれてある重要情報をはさみでカットしようとすると、それだけで疲れてしまうものです。
しかし、この「ケスペタ」は、のりを塗るだけなので、はさみを使うほど疲れませんし、何より簡単に処理できるのがうれしい限り。
ケスペタのサイズは直径35.8×高97ミリ。太めのスティックのりといった大きさですからジャマにもなりませんし、しかも、値段が安いので手軽に使えるのも魅力です。
今の時代、どこから個人情報が流出するかはわかりません。それを悪用されるケースがあるので、できるだけ家庭からは重要情報を出さないようにしましょう。
- シヤチハタ