年号や日付入り製品はどうなる? 回転ゴム印などはこうなる!?

年号や日付入り製品はどうなる? 回転ゴム印などはこうなる!?

新元号が決まり、対応する必要のあるゴム印が出てきました。ここではそれらのゴム印をどう使うか、どう修正するかを見ていきましょう。 2019年04月15日作成

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新元号が決まり、対応する必要のあるゴム印が出てきました。ここではそれらのゴム印をどう使うか、どう修正するかを見ていきましょう。 2019年04月15日作成

TOPIC 01

便利なゴム印「日付印」は新元号、どう変える?

出典元:https://www.shutterstock.com

名前や社名のほかに日付が入る日付印は、製品チェックや誰が責任を持って書類を管理しているかなどが一目でわかるため、会社や工場にとっては必要不可欠なモノとなっています。
新しい元号になった今、どのように変えればいいのでしょうか。

「シャチハタ 日付印」には「データーネームEX」「キャップ式」「スタンド式」「グリップ式」「イラストデーターネームEX」があります。

日付印の年月が入る部分は6ケタとなっているため、略西暦または元号表示が可能となっています。ですから、わかりやすく「2019年」であれば「19」と西暦下二桁にセットしておけばいいだけです。「令和元年」ですから表示するとすれば「01」となりますが、わかりにくいので「19」にしておいたほうが混乱せずに済むでしょう。


使いやすくするにはオーダーメイドがいちばんです。インクは黒・赤・藍色・緑・朱色・紫の6色、書体は9書体から選べるようになっています。その上、枠の有無や文字配置も自由です。

印面プレビュー機能で印面デザインを確認することもできるので、ぜひ、試してみましょう。


TOPIC 02

便利な「回転ゴム印」は新元号、どう変える?

出典元:https://www.shutterstock.com

日付だけが捺せるのが「エルゴグリップ回転ゴム印」です。

グリップが握りやすいのが特徴です。グリップにはエラストマー素材が使われているため、耐熱性も高くなっています。エラストマーは「elastic(弾力のある)」と「polymer(重合体)」を組み合わせた造語で使いやすく長持ちします。

「欧文日付」「欧文トビ日付」「和文日付」「西暦日付」などの種類があり、大きさもさまざまです。

「欧文日付」はゴシックまたは明朝が選べ、文字の大きさは初号から6号までがあります。
気になる表記ですが、「欧文日付」「欧文トビ日付」は「年」部分には2ケタしか入らないので「2019年」なら「19」と入れればわかりやすいでしょう。

「和文日付」は「年号」のほか「受付」「支払」「請求」などの文字と共に「月日」が入れることができます。こちらは「元年」という文字に合わせるか、または「2019年」なら下2ケタの「19」に合わせることができます。

ただし、古い商品には「元年」がないものもあり、回転ベルトの別売はしていないので西暦下2ケタに合わせるのが無難でしょう。
「西暦日付」は「月(英語略表示)」+「日」+「西暦4ケタ」での表記となっています。

TOPIC 03

その他のゴム印の新元号訂正法は?

出典元:https://www.shutterstock.com

・二重線で訂正する方法
すでに「平成」のはんこを捺してしまっていたら、「訂正用二重線付き年月日スタンプ」を使って訂正すれば一度で済みます。

これは年月日の表記を二重線で訂正し、上または下に新元号「令和」と「年月日」が捺されるようになったものです。

「元号訂正用 訂正用二重線付き元号スタンプ【令和】」は、9×42mm、
13×51mm、16×62mmの3タイプがあり、新元号を上に入れるか、下に入れるかの2タイプから選べます。


・西暦に統一する方法
この際、西暦に統一してしまうのも手です。

この際、西暦に統一してしまえば、今後変える必要もなくなります。

・「あえて何もしない」という方法

すでに印刷されてしまっている平成31年5月以降の元号表記は、誤表記とはみなされないとされています。

もちろん、これ以降のものはしっかり訂正しますが、すでに「平成」と印刷やプリントされている文書に関しては、そのまま何もしないというのも選択肢のひとつです。

古い「日付印」には「年」の列に「元」「元年」という部分がないものもあるので、西暦下2ケタだとどうもピンとこないなと思われたら、この際、買い換えてしまうのも手です。「令和」を迎え、新しいはんこと共に心機一転! 新たな気持ちで仕事に取り組みましょう!

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