「一行印」って?
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「一行印」というのは、その名の通り、一行に住所などが彫られたはんこのことです。
契約書の記入などで大変な思いをしたことはありませんか?銀行で融資を受ける場合などは、住所、氏名等を書かなければならない書類が多く、そのほかにもはんこを捺さなければならず、はっきりいって疲れます。
やっと書類の記入が終わったと思ったら、今度は個人情報保護へのサインなどもあるので、普段手書きしていない人だと、手がしびれるほど書くことになった…という人もいると思います。途中、書き間違いなどしてしまうとさらにたいへんです。
しかし、この「一行印」があれば、はんこでポンと捺すだけで済みますし、何より文字の書き間違いがないので安心できます。
請求書、領収書などの書類のほか、書類を送るときにも印刷された専用封筒が切れた時にも封筒の裏に捺すだけで済みます。
この「一行印」に対し、住所や会社名が入った便利な「一体型住所印」というものもあります。
ポンと捺せば、すべてが済むような気がしますが、これだと住所はこちらに、名前はこちらにと別々に書かなければいけないときには不便です。一体型しか持っていないと、結局、手書きになってしまうことになり、せっかく住所印を持っているのに残念なことになりかねません。
便利な一行印
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・郵便番号と住所
・会社名
・代表者名、部署名、役職名、個人名など
・電話、ファックス番号
この4種類のはんこを親子印で会社用に作っておけば、組み合わせるだけで、どんな書類も封筒も思いのままに使えるようになります。
もちろん、住所印は決まった形はないので、自由に作ることができます。ですから、使用する頻度の多いモノに応じて作るようにしましょう。
「手形、小切手」に必要なのは「住所、会社名、代表取締役名」
「納品書、領収書」に必要なのは「郵便番号・住所、会社名、電話番号など」
「見積、請求書」に必要なのは「会社名、電話番号、役職者名など」
「封筒」に必要なのは「郵便番号・住所、会社名、部署・役職・個人名、電話番号など」
たとえば、会社名と住所だけを捺すだけでいいのなら、二つを連結させればそれで済みます。もちろん、会社名を上にしたり下にしたりもできるので、その書類に合わせてレイアウトも自由に変えることができます。
必要に応じて代表者名を加える、電話なども書類に加えなければいけないのなら全部を選べばいいだけです。このように必要な一行印を選んでポンと捺すだけで済ませられるので、時間のムダになりませんし、手の疲れも軽減できます。
もちろん、スタンプ台不要のXスタンパーですから、いちいちインキ台に手を運ぶ必要もありません。ホルダーの凸凹部分を合わせて軽く持つだけで、きれいに捺すことができます。
サイズは5×60mm角で、インクは全6色、書体は8書体から選ぶことができます。
一行印を作るときに大切なのは書体です。読みやすい書体で作るようにしましょう。
- シヤチハタ
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