子どもに渡すお絵かきクレヨンはいつから?
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子どもはお絵かきが大好きです。
自由に描かせてあげたいと考えていますが、実際、どのくらいになったらクレヨンを持たせてあげるといいのでしょうか。
子どもがどのくらいからきちんとしたお絵かきができるようになるかというと、2、3歳ごろのようです。
ただし、興味を持つのはもう少し前の10カ月頃から1歳といわれています。
ですから、興味を持つようなら、1歳頃からクレヨンを持たせてもいいでしょう。初めはどうやって持ったらいいのか子どもは戸惑うかもしれませんが、教えてあげることでだんだんと興味を持つようになるはずです。
子どもにクレヨンを持たせることで遊びの幅が広がっていきますし、また、絵を描くことは色の認識や想像力の向上にもつながります。
ただ、クレヨンを持たせても最初はガチガチした線しか描けません。ですが、これが知性のはじまりになります。
しかし、1歳頃は目を離すと、何でも口に入れてしまう年齢です。砂場に行けばいつの間にか口の中は砂だらけになっていた…なんて経験もあるかもしれません。口に入れることで「もの」を確かめている時期なのでしかたがないのですが、クレヨンを食べてしまう可能性は十分にあります。
静かにしているなと思うと、口の中がクレヨンだらけに…ということも考えられるので、目を離さないようにします。
子どもによっては1歳頃だとまだ興味がないかもしれません。そんな時は、2、3歳ぐらいになったらもう一度、持たせてみましょう。
お絵かきクレヨンの成分は?
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まず、子どもに渡すクレヨンは何からできているのでしょうか。
何でも口に入れてしまう1、2歳の子どもに持たせるのですから、最初に気になってしまうのが成分だと思います。
一般的にクレヨンは着色する顔料とロウからできています。
ろうそくのロウですから、万一、子どもが多少食べてしまったとしてもだいじょうぶです。
また、食べた形跡があるようなときは濡れタオルで口の中を拭いてあげましょう。ただ、大量に食べてしまい、様子がおかしいようなら、医者に連絡することが大切です。
子どものお絵かきクレヨンの選び方は?
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では、お絵かきクレヨンはどのように選べばいいのでしょうか。
1持ちやすさで選ぼう
子どもの指先は、まるでピンセットのよう。小さなものでもきちんとつまむことができます。これをマネしようと思っても正直大人では無理です。いつの間にか指先の力の入れ具合が失われてしまうのでしょうか。しかし、子どもの指や手のひらはまだまだ未発達です。
普通のクレヨンでは細すぎて、滑ってしまったりして持ちにくいことが多いようです。そんなときは、持ちやすい形のものを選んであげるようにしましょう。
昔はクレヨンといえば普通のものしかありませんでしたが、今はいろんな形のものがあります。子どもの成長に合わせて持ちやすいものを与えるようにします。
2汚れの落ちやすさも大切
たとえ紙を渡したとしても、そこからハミ出してしまうのは当たり前。それどころか、タンスや壁など書かれたくないところにも書いてしまいます。
子どもにとっては部屋全体が大きなキャンパスですから、目を離すとたいへんなことになります。
これがクレヨンでなくマジックだとたいへんなことになりますが、汚れが落ちやすいクレヨンなら安心です。
「はじめてのにぎるクレヨン 4色セット」
握りやすい「しずく型」をしたクレヨンで、1本の長さは6センチ、直径は28ミリ。折れにくく、ヨーロッパの厳しい玩具安全規格もきちんとクリアした素材を使っているので安心安全に使えます。手や服についても色落ちせずに使うことができるクレヨン。
「はじめてのもちかたクレヨン 6色セット」
「はじめてのにぎるクレヨン 4色セット」のしずく型が縦に伸びた形になっています。長さは9センチ、直径は17ミリ。素材も「はじめてのにぎるクレヨン 4色セット」と同じで、安全に使えるクレヨンです。
初めて子どもに与えるお絵かきクレヨンは、たとえ舐めても安心なものをチョイスしましょう。そして、自由に書かせてあげてください。
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