「Xスタンパー」とはどういう意味か知っていますか?
「自分の住所印が作りたいけど、よくわからない」
そんな方のために、今回はXスタンパーの作成方法をご紹介します。
また、作成する時に気をつけたいことも詳しく解説。
Xスタンパーとは
Xスタンパーとは、スタンプ台が不要の浸透印のこと。
科目印や住所印など、オーダーメイドで様々な種類のスタンプが作成できます。
また、会社で一般的に使われているものは既製品として取り扱いがあります。(ビジネスタイプ)
帳簿、書類定型文語などビジネスシーンに対応する印面です。
用途に合わせて様々な種類のスタンパーが用意されています。
・角型印
・丸型印
・日付印
・科目印
・簿記スタンパー
・TATスタンパー など
既製品の一覧は、シャチハタのホームページのビジネス印ナビから確認することができます。
角型印と丸型印に分けて、どのようなスタンパーが作成できるのかを確認してみましょう。
角形印
角形印は、4×21ミリ〜最大65×100ミリまで幅広い大きさで作成が可能です。
書体は9種類
楷書、行書、隷書(レイショ)、古印、明朝、角ゴシック、丸ゴシック、勘亭流、篆書(テンショ)
インクは6種類
黒・赤・藍色・緑・朱色・紫
では、一般的に作られている印面サイズを用途ごとに紹介していきます。
・科目印・・・4×21ミリ
・氏名印・・・5×29ミリ、8×60ミリ
・住所印・・・15×31ミリ、16×62ミリ、18×50ミリ、20×60ミリ
・会社印・・・20×20ミリ、25×25ミリ、40×40ミリ
・コメント表示・・・ビジネスA型(13×27ミリ)
・重要事項表示・・・ビジネスB型(13×42ミリ)
・スタンプカードなどにオススメ・・・9×9ミリ
丸型印
丸型印は、直径12ミリ〜最大直径80ミリまでの大きさで作ることができます。
書体とインクの色は角形印と同様。
ボディの持ち手は、長柄・短柄どちらかを選べるものもあります。
そして、文字配置は、仕切りラインを入れたり、回し文字を使うことができます。
また、値段は高くなりますが、ロゴやオリジナルマークをいれることも可能です。
以下は、一般的に作られている印面サイズの用途ごとの紹介です。
・書類のチェック印・・・12ミリ~45ミリ
・領収書印・・・12ミリ~45ミリ
・店舗印・・・25ミリ~40ミリ
・記念スタンプ・・・45ミリ~80ミリ
丸型印の別注は会社名を入れる方が多いです。
中には回転日付印のオーダーで、社名と名字を入れる方もいます。
Xスタンパーを作るときの注意点
出典:https://www.shutterstock.com
1.用途に合ったサイズのスタンパーを選びましょう。
お店で頼む場合、内容と用途をしっかりと伝えましょう。
手書きでよいのでイメージを伝えられればより確実でしょう。
2.誤字脱字には気をつけましょう。
スタンパーが出来上がった後に印面不備に気付いても、再作成には費用が発生してしまう場合がほとんどですので、注文前ににしっかりと確認しましょう。
3.出来上がりが不安な場合は校正依頼をおこないましょう。
初めてXスタンパーを注文したり、イメージのみで作る場合。
注文が確定する前に、出来上がり印面イメージを確認することができます。
もし、この時に作りたいものと違う場合は訂正することが可能です。
ただし、校正はその分日にちと、料金がかかる場合があります。
インクの補充方法
最後にXスタンパーのインクの補充方法のご紹介です。
Xスタンパーのインクは、補充式。ボトルに入ったインクを使います。
1.ホルダーを外すと、補充口が見えます。
2.そこにインクを2、3滴垂らします。
3.約12時間放置して、完成です。
シャチハタのホームページにXスタンパーの補充方法が乗っているので、一度確認するのが良いでしょう。
インクを補充するときに気をつけたいことが2つあります。
1.インク補充量が多すぎると、インク漏れの原因となります。
2.インクの種類(「顔料系」「染料系」)を間違えると、故障(目詰まりなど)の原因となります。
染料と顔料は、油性と水性のようなもの。
染料は紙に染み込むのに対して、顔料は紙の上に定着して固まります。
シャチハタは昔、染料インクが使われていましたが、最近は顔料インクのものがほとんどです。
もし補充が不安な場合は、店頭で買うときに一緒に確認するのをおすすめします。
Xスタンパーを正しく理解しよう
もし、あなたが会社で社名入りのシャチハタを使用していたら、それはすべてオーダー(別注品)で作成されたものです。
今後、「このシャチハタ作成しといて」などと言われることがあるかもしれません。
そんなときにこの手順を覚えておけば、正しくXスタンパーを作ることができますよね。
ぜひ参考にしてみてください。
- シヤチハタ
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