100円ショップはお得感満載
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100円ショップには本当にさまざまなものが売っています。たまに行くとこんなものまで100円なの? と思わず声が出そうになるものです。
100円ショップが生まれたのは1985年3月の愛知県の郊外でした。
そこから100円ショップが広まり、今では大手3社を合計した市場規模は7000億円とも言われるほどです。
正直、少し前までは100円ショップで買ったものは不良品かと思うほど粗悪なものでした。一度使っただけでも壊れてしまったり、使う前から変だったり、工業油のニオイがきつすぎて使えなかったり…とさまざま。
たかが100円ですが、使う前から壊れているのでは、これは高すぎとしか言いようがありません。
しかし、いつの頃からか、日本製のものが出回るようになり、質もグーンとアップしてきました。今では「安かろう悪かろう」というものも中にはまだありますが、お得感満載の品もたくさんあります。
中には売り切れという人気商品すらあるほどです。確実に100円ショップは進化し続けているのです。
また、100円ショップは「100円だから…」という油断もあり、目的のモノ以外にも必ず買ってしまうというワナもあります。
ただ、今では100円ショップなのに、100円のものだけを売っているとは限りません。200円だったり、300円だったり…。いいものがあるなと思ったら500円だったということもあります。やはり、いいなと思ったものは100円では買えないのです。
100円ショップのはんこの利用方法
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100円ショップでも朱肉が必要な印鑑や、不要なはんこも売られています。ただし、珍しい名字のはんこは売っていませんし、多い名字は売り切れになっていることもありました。
はんこを忘れてしまった時、間に合わせの認印としては100円ショップのはんこは便利に利用することができます。しかし、100円ショップのはんこは大量に作られているものということを忘れてはいけません。
ですから、全く同じ書体のものをかんたんに手に入れることができるということです。
そのため、100円ショップのはんこを銀行印に使うなどはもってのほか。なぜなら「なりすまし」と呼ばれる詐欺にあう可能性が高くなってしまうからです。
たとえば、知らないうちに借金を背負っていたということも。そんなことがないよう、大事な書類には100均のはんこを使わないようにしなければいけません。
就活する年になったらこだわりの1本を
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100円ショップで売られているはんこはプラスチック製のものです。これは「ラクト」という軽くて安い合成樹脂でできています。黒と白があり、ネーミングもそのままで、黒いものを「黒ラクト」、白は「白ラクト」と呼ばれています。
遠目で見ても安物であることはすぐにわかります。安いものは芯も細く短いので、印影もちょっと違ってきます。何しろ、税抜100円なのですから、とうぜんです。
もちろん、耐久性もありませんし、落とせばかんたんに欠けてしまいます。宅急便の認印や回覧板なら100円でも十分でしょう。
しかし、日本は言わずと知れた「はんこ社会」です。
社会に出れば印鑑の持つパワーは絶大ですから、きれいに、しかもまっすぐに捺されていないと見た目にも威厳が伝わりません。曲がっていたりすると、不真面目な性格が表れていると思われてしまうこともあるでしょう。
それほど、はんこというものの存在が大きいのです。
要するに、はんこは自分の分身のようなもの。重要な書類に捺せば、かんたんに高級な車でも不動産でも何でも買えてしまうのですから。
もちろん、学生時代は100円ショップの安いはんこでも許されます。しかし、これから社会人になろうとする年になったら履歴書に捺すはんこは100円でなく、こだわりの1本を持つべきです。
きちんとした認印を1本持てば、この先、ずっと使えますし、見栄えもぜんぜん違ってきます。
おすすめは12mmの特選柘です。柘ならいつまで経っても飽きませんし、長く使えること間違いなしのはんこです。
ぜひ、就活をする時点でまず、書体にこだわった長く使えるはんこを1本持つようにしましょう。
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