シャチハタにもある寿命
出典元:https://www.shutterstock.com
誰でも1本は持っているといわれているシャチハタ。
いつ買ったのかまったく思い出せないくらい使い込んでいる方も多いと思います。何となくいつまででも使えそうですが、残念ながら永遠に使えるわけではありません。
なぜなら、印面はゴムでできているからです。何でもそうですが使えば消耗しますし、また年を取ればゴムも劣化してもろくなります。
シャチハタのHPによると、ネーム印・Xスタンパーの寿命についての記述がありました。
『弊社のゴムは、凡そ7~10年程が寿命と言われています。それ以降になりますと経年劣化でゴム中の無数の穴が塞がれてしまい、補充してもインキが先端に出てこられず、透明な液しか出てこない状態になります。そうなった場合は、買い替えの時期となります。』(https://www.shachihata.co.jp/support/faq/xstamper/001/191 より引用)
ただ、使い方にもよると思います。なぜなら、私は軽く10年以上使っているからです。何となく薄れてきたのでそろそろ買い換えの時期が来たようですが…。
また、押印回数は10万回程度となっています。どうやらゴムが劣化すると、目詰まりもしてくるというわけのようです。
インキの補充方法
出典元:https://www.shutterstock.com
ネーム9のインキ補充のしかた
インキは朱色、赤、黒、藍色、紫、緑の6色があります。インキはカートリッジ式となっているのでホルダーを外して、カートリッジを替えるだけです。
ネーム6のインキ補充のしかた
ネーム6、ブラック8、簿記スタンパー用の補充インクはカートリッジ式。ネーム9同様、新しいものと替えるだけで使えます。
住所印、角型印、丸型印などのインキ補充のしかた
スタンディングネーム、ジャポン、プチネーム、ネームペンQの補充にも使えます。ネーム9同様、インキは朱色、赤、黒、藍色、紫、緑の6色です。
印面部を横にスライドさせ、インキを入れる部分に少しずつインキを垂らしていきます。インキが吸い込まれるのを確かめながら、ゆっくりと行うのがコツです。急いでやるとこぼれてしまうので注意。
本体のスタンプ面を上にしてから、スタンプ面につけて1滴補充します。その後、印面を上向きにして約3時間ほどそのままにしておきます。
日付印のインキ補充のしかた
日付印、ブラック11、ブラック16、シール用の補充インク。ホルダーとインキ補充口キャップを外して、補充口からインキを入れる部位にインキを垂らしていきます。吸い込まれるのを確かめながら、ゆっくりと補充していくのがコツです。
ハンコ・ベンリのインキ補充のしかた
カートリッジ式です。ホルダー部分を開いてから、カートリッジを交換します。
シャチハタは使う頻度にもよりますが、おおよそ7~10年程度は保ちます。お持ちのシャチハタがすでに7~10年程度経っていて、印面をきれいにしたりインキを補充してもきれいに捺せないなら、それは買い換えのタイミングです。
でも、まだ2,3年しか使っていないのなら、インキを買って補充するだけで解決できるかもしれません。最後まできちんと使ってあげるようにしましょう。
- シヤチハタ
- VIEW:6,230