検挙数は相当なもの
01いつの世にもいる痴漢! 触られれば不愉快!
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痴漢はいつの時代にもいるものです。痴漢は一種の性癖ですから、残念なことに決してなくなることはありません。電車の中でついムラムラしてしまい、手が出てしまうのですから。
しかし、痴漢されたほうはたまりません。
通勤や通学の満員電車内で痴漢に遭ってしまったときは、その日一日不快な思いをしながら過ごすことになります。中には勇気を出して警察に駆け込む人もいるでしょう。中にはすっきりした人もいるでしょうが、中には、あれこれと何度も同じ事を細かく聞かれて、よけい疲れてしまったという人もいるかもしれません。
法務省によると各都道府県では「人を著しく羞恥させ,又は人に不安を覚えさせるような行為であり,公共の場所又は公共の乗物において,衣服等の上から,又は直接人の身体に触れる」などの行為を痴漢行為として禁止して罰則を設けています。検挙件数は毎年、電車以外で約3500件、電車では300件ほどとなっています。
法務省の報告を見てもわかるように検挙数は毎年同じくらいということは、決して少なくなっているわけではありません。ただ、届け出をしてない人も多く、その数はかなりにのぼると言われています。
絶対に許さない!!
02痴漢を撃退するにはどうすればいい?
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では、もし、痴漢に遭ってしまったときはどう対処すればいいのでしょうか。
①大声を出す
大きな声は出せるようでも、いざとなるとなかなか出せるものではありません。助けを呼びたくても呼べないのが現実です。
②痴漢の足を踏む
無言の抵抗として、足を踏んでやるのも手です。しかし、いざとなると怖くて身体が縮んでしまもの。動けなくなって固まってしまうとこれもできません。
③防犯アプリ「Digi Police(デジポリス)」
「Digi Police(デジポリス)」は警視庁が提供する防犯アプリです。動けなくてもスマホなら触れる可能性は大。
トップ画面にある鐘のマークは「防犯ブザー」。画面をタッチすると防犯ブザーが作動します。
その横にあるのが「痴漢撃退」。タッチすると「やめてください」という音声が流れ、画面には「痴漢です。助けてください」という文字が出ます。たとえサイレントモードでも音が出るシステムなので、怖くて声が出なくても近くの人にこれで助けを求めることができます。
痴漢が狙うのは、触られても大声を出さなさそうなおとなしそうな人です。そのため、なかなか痴漢を撃退するのは難しいものですが、できそうな対策を用意しておくことが大切です。
シヤチハタが痴漢を撃退!
03落ちにくいインクを使った痴漢護身用シヤチハタが誕生する?
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痴漢を安全ピンで突き刺す撃退法が有効だとSNS上で議論されている中、「シヤチハタ」が公式Twitterでこうつぶやきました。
〝今現在Twitterで話題になっている社会問題の件ですが、早期に対応ができるようにします。ジョークではなく、本気です。
14:52 2019/5/22〟
〝本件大変な反響を頂いております事、真摯に受け止めます。様々なご要望を頂いておりますが、最初にご提案できるのは従来のネーム印とほぼ変わりません。そして今後段階的に形にできればと考えております。
とはいえ、目指すべきはこの社会問題が根絶され、“護身用グッズが必要ない世の中”になる事です。
9:48 2019/5/27〟
シヤチハタが、痴漢対策用のはんこを開発すると上記のように公式Twitter上で発表しました。これはニュースでも報道されたため、すでにご存じの方も多いと思います。
どうやら落ちにくいインクをポンと捺して証拠を残すというもののよう。
落ちにくいインクは、子どもの手洗い練習用に販売されている「おててポン」でも使われています。「おててポン」というのは、手に捺されたバイ菌型のスタンプが消えるまで手洗いをするというものです。どうやらこのインク技術が痴漢撃退スタンプに使われる可能性があるようです。
伸びてきた痴漢の手にポンと捺してあげれば、傷つけることなく恥ずかしい思いをさせてあげることができるかもしれません。それで痴漢行為が治るといいですね。
- シヤチハタ
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