シャチハタの中でも、とりわけ人気の高いのが「ネーム9」
荷物の受け取りや、職場などあらゆる場面で使われています。
人気の理由にはどういったことがあげられるのでしょうか。
また、別注でシャチハタを作る場合の手順とは。
今回は、シャチハタの大人気シリーズ「ネーム9」について詳しくご紹介していきます。
「ネーム9」とは
ネーム9とは、日本中で使われているベーシックなタイプのシャチハタです。
文字は読みやすい楷書体。
ボディの色は基本黒。他に別注で9色のカラー展開があります。
捺印回数は約1万回。
インク補充はカートリッジ式です。
では、そんなネーム9がなぜ人気があるのか、ご説明します。
ネーム9は種類が豊富
ネーム9は「外観」と「印面」の種類が豊富なことが人気の理由です。
外観
まず、外観ですが、ボディの色を変える交換パーツがたくさんあります。
シャチハタオリジナルのホルダーやキャップをお好みで組み合わせることで自分だけの可愛いシャチハタになります。
また、着せ替えパーツにはディズニーなどのキャラクター柄も人気があります。
普段使うシャチハタが、好きなキャラクターのデザインだと癒されますよね。
これらは、店舗で売られている場合もありますが、確実に手に入れるならネット通販がおすすめです。
ネット通販ですと、あらかじめ欲しいデザインのホルダーとセット売りになっているものもあるので、おトクに買うことができます。
印面
続いて、印面ですが既製品の氏名数がとにかく幅広くあります。
数にすると、既製品が2,100氏名、準既製品が860氏名、合計2,960氏名。
ちなみに100円ショップでは約500氏名売られているので、約6倍ですね。
よほどベーシックな名字でない限りは、探す手間を考えたらシャチハタ製品で探すのが良いでしょう。
ここでいう、「準既製品」とは、店頭で売られていないが、既製品と変わらない値段で取り扱いのある名字のことです。
実は、店頭で並べられてない名字も既製品は存在するのです。
ですので、その場合は、カウンターで自分の名字が既製品であるかを調べてもらうことをおすすめします。
もし、準既製品であった場合は取り寄せてもらいましょう。
では、自分の名前が取り扱いのない場合、どういった手順で注文するのが良いでのでしょうか。
ネーム9をオーダーする方法は?
基本的にお店か通販でオーダーすることができます。
通常お店ですと、約10日。通販の方が早く届く場合が多いです。
1.作りたい名字が既製品であるかを調べる。
お店で問い合わせる他、インターネットでも検索することができます。
もし既製品である場合はオーダーする必要はありません。
2.文字の書体を決める。
既製品では楷書体のみですが、オーダーでは9書体の中から選ぶことができます。
楷書、行書、隷書(レイショ)、古印、明朝、角ゴシック、丸ゴシック、篆書(テンショ)、勘亨流。
丸印の他に、小判形の印面にすることも可能です。
3.インクの色を決める。
基本は朱色ですが、認印の用途以外で使う場合に6色のインクから色を選ぶことができます。
黒・赤・藍色・緑・朱色・紫
4.ボディの色を決める。
基本のブラックの他に、パステル色タイプ(ペールピンク、ペールブルー、ペールイエロー、ペールグリーン)や白を基調としたホワイトスタイル(ホワイトホワイト、ホワイトピンク、ホワイトブルー、ホワイトイエロー、ホワイトグリーン)の計10色あります。
5.入れる内容を決める。
シャチハタ別注にはAタイプ、Bタイプがあり、価格が分かれています。
Aタイプは既存の書体で作る場合のこと。
レイアウトとしては、一般的な縦レイアウトの他にも、さまざまなパターンがあります。それぞれ入れられる最大文字数が決まっているので注意しましょう。
単純に名字を入れるだけでなく、例えば会社で同じ名字の人がいた場合にフルネームで名前印をつくることで見分けることができます。
また、漢字以外にも、ひらがな、カタカナ、ローマ字でも作成可能です。
Bタイプは特殊な文字やマークを使用する場合。
例えば、白抜き文字のシャチハタもBタイプで作ることができます。
他には、会社のロゴマークで作ったり、オリジナルのフォントで作成することも可能。
ネーム印は認印の用途以外にも様々な場所で使われています。
6.希望があれば印面プレビュー、校正を出すことができる。
「別注で作成したいけど、どんな印面になるかわからなくて不安」という場合におすすめです。
インターネットで注文する場合には「印面プレビュー」という機能が存在します。
これは、注文する前に希望の書体配置で作成した結果どういった印面になるか確認ができるシステムです。
オーダーの場合出来上がってしまったら、想像していた印面と違っていても料金が発生してしまうので、こういう機能は便利ですよね。
また、お店で注文する場合でも校正を出せるので、不安な場合はお願いすることもできますが、その分日数がかかってしまいます。
7.完成。
お好みで、着せ替えパーツをつけたりして自分だけのオリジナルシャチハタの完成です。
自分だけのシャチハタを作ろう
シャチハタは私たちの生活に欠かせないものになっています。
はんこを日常的に使う人にとって、ポンポンと簡単に押せるのでとても便利です。
特に「ネーム9」は耐久性に優れ、ゴム製であるのに関わらず約10万回も捺印可能を言われています。
長く使うものですから、フルネームでオリジナルのシャチハタを作るのも良いでしょう。
好きなデザインに着せ替えて、あなただけの一本を作ってみてはいかがですか。
- シヤチハタ
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