あなたは、自宅に届いた郵便物をどのように処分していますか?
ハサミで切ったり、シュレッダーをかけたり。
面倒だからと、ぐちゃぐちゃにしただけで捨ててはいませんか?
そのまま捨てるのは危険です。
個人情報が第三者に知られて、悪用される可能性があるからです。
今回は、自宅で個人情報が入った物を捨てる方法と、個人情報用専用のり、「ケスペタ」について紹介します。
ケスペタはシャチハタの商品で、さっと塗って、紙を折るとのり付けできるので、二重でプライバシーを守ることができるのです。
個人情報は住所と名前だけじゃない?!
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実は、住所や名前が乗っている書面以外にも、個人情報がもれてしまう身の回りの書類はたくさんあるのです。
たとえば、
・ネットで購入した荷物に同封している納品書
・水道光熱費などの月々の料金明細書
・毎月もらえる給与明細
・子供が持ち帰るテスト用紙やおたより
など。
家に届く書類から、名前、住所だけでなく、家族構成、家族の年齢、職場や学校、収入が抜き出されてしまう可能性があります。
ですので、あなたや家族の情報が少しでも載っているものは、そのまま燃えるゴミや古紙回収に出すのは危険です。
個人情報がもれるとどうなるの?
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では、個人情報がもれてしまった場合どのように悪用されてしまうのでしょうか。
悪用されるパターンはおもに4つです。
・急にダイレクトメールが増える
申し込んだ覚えのない場所からダイレクトメールが届く場合は、住所やメールアドレスが漏れている可能性が高いです。
・迷惑電話が増える
自宅に、無言電話やいたずら電話が増えます。
・ストーカー被害にあう
住所や勤め先がバレている場合、ストーカー被害にあう危険があります。
時には、知らない人から跡をつけられたり、大きな被害にあう場合も。
・振り込め詐欺の電話がかかる
例えば家族構成がバレている場合。
息子や娘のふりをして振り込め詐欺をする手口があります。
以上のような被害にあった場合は、警察に相談しましょう。
被害にあわないために、予防できることがあります。
個人情報がもれないために気をつけること
・カード類はハサミを入れる
使わなくなったカードも注意が必要です。
ハサミをいれて、カード番号などを読み取られないようにしましょう。
細かく切ったカードは封筒に入れてしっかりと閉じましょう。
・家のポストも気をつけよう
ポストの開閉が誰でも簡単に可能なタイプは、第三者に郵便物をみられる可能性があります。
カギをつけたり、ナンバーロック式のポストに切り替えましょう。
個人情報を処分する方法
最近では、個人情報が漏れる危険から、そういったものを処分するグッズが多く発売されるようになりました。
家庭で個人情報を処分する方法として、主流なのが、細かく切り刻むこと。
手で回すシュレッダーや、最近では電動のものでも安物なら2000円程度で手に入ります。
また、個人情報用のハサミも人気です。
ギザギザの刃がついていて、力をいれなくても細かく刻むことができます。
ですが、切り刻んだり、シュレッダーを回すのは、バラバラとゴミも出るし何かと面倒。
という方におすすめなのが、個人情報保護専用のり「ケスペタ」です。
さっと塗るだけで保護できる「ケスペタ」
ケスペタの最大の特徴は、糊の粘着機能がありながら、真っ黒に塗りつぶせること。
ただ真っ黒に塗りつぶすだけでは、光に透かされてしまう可能性があるため、糊で塗りつぶした紙を貼り合わせて折り曲げてから処分します。
糊機能があるのはそのためです。
2つの機能で、完全に塗りつぶすことができます。
貼り付けしたところを乾いた後から剥がそうとしても破れて読めなくなります。
ただし、この時、貼り合わせを行わないと周りを汚す原因になります。
厚手のハガキや紙類(アート紙・コート紙などの加工紙・和紙)などは貼り合わせしにくい場合があります。
ビニール素材に塗ることはできません。
また、衣服に糊が着いてしまうと落ちにくいので注意しましょう。
- シヤチハタ
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