卒業記念に贈りたいプレゼントは?
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3月と言えば卒業…となると卒業祝いを用意しないといけない時期です。
入学もそうですが、卒業もおめでたく、そしてうれしいものですが、悩みの種は何をプレゼントしようかということです。
考えに考え抜いて見に行っても、なかなか決まらないもの。悩んだときこそ、印鑑です!
印鑑はいざ自分で買おうと思ってもなかなか選びきれないものです。意外と高いし、ないと困るものなのですが『まっ、後でいいか』と先送りしてしまいがち。
印鑑は両親が子どもに送ることが多いプレゼントですが、印鑑は学校の卒業式にも配られることがあるものです。
ただ、学校でいただいたものは実印などには少々不向きなので認印などとして使うのがおすすめ。思い出が詰まった卒業記念の印鑑ですから、ぜひ、なくさないようにアドバイスをしてあげましょう。
では、卒業記念に贈られるプレゼントとは一体どんなものが多いのでしょうか。調べてみると、以下の3点に人気がありました。
・時計
・筆記用具
・印鑑
どれも長く使えて、壊れにくく、そして実用性があるものばかりです。
使う機会は少ないが必要不可欠な実印
実印は使う機会はなかなかないけれど必要不可欠なもの。しかも高価ですし、見た目も高級感があります。
昔と違って電子化が日々進んでいますが、土地、車、家といった大きな買い物には実印が必要不可欠です。たとえこの先、いくら電子化が進んでいったとしてもなくならない必須のアイテム、それが実印なのです。
印鑑をプレゼントしたことがないと『地味じゃない?』と思われるかもしれません。たしかに毎日使うものではないので目立たず地味ですが、何より大切な将来の役に立つものです。
しかし、印鑑は人生の節目を祝うプレゼントにもよく贈られるものです。ということは卒業祝いにも最適ということになります。贈られた方にはいろんな出来事があった学校を思い出すもののひとつとなるはず。
名前入りという特別感も加わりますから、卒業記念にぴったりといえるでしょう。
では、サイズはどのくらいがいいのでしょうか。
登録する実印には規定があります。
・8mmより大きく25mmより小さいこと
・名前が正確であること
・ゴムなどの変形しやすい素材はNG
8mmより大きく25mmより小さければどんな大きさでもかまいませんが、現在での主流サイズは以下の通りです。
・男性…15mm、16.5mm、18mm
・女性…12mm、13.5mm、15mm
この中から手の大きさなどを考えてサイズを選びましょう。
卒業祝いに贈りたい実印の選び方
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まず、材質から選びましょう。
・柘は特選柘、最高級本柘
・黒水牛は特選黒水牛、最高級黒水牛
・牛角は特選牛角、最高級牛角
・黒檀
・楓
・彩樺は赤と黒
・チタン
材質もたくさんあるので迷うかと思いますが、卒業プレゼントですからやはりワンランク上の材質を選ぶようにすれば喜ばれます。
印材を選んだら、入れてもらう名前ですが、「フルネーム」「苗字だけ」「名前だけ」の中から選ぶことができますが、やはりおすすめはフルネームです。ただ、女性は結婚すると苗字が変わる可能性が高いので、名前だけでもオーダーすることができます。
次に書体を選んでいきます。
篆書体(てんしょたい)、印相体、古印体(こいんたい)、隷書体、行書体、楷書体と6書体が用意されています。
篆書体は日本銀行発行のお札に使われているため、何となく見覚えのある書体です。歴史ある書体ですから、読みにくく、それだけ偽造もされにくい実印におすすめの書体。
印相体は文字がつながっていて八方に末広がりを見せる書体です。易学や風水で開運にもなり、また、篆書体をベースにしているため、読みにくく、これも実印におすすめの書体となっています。
古印体はなじみのある書体で読みやすいのが特徴です。
隷書体は横長の書体。行書体、楷書体と共に読みやすいのが特徴です。
ネットで頼めばプレビューができるので、それを見てから選んでもいいでしょう。
晴れて社会人になる人へのプレゼントなら実印と銀行印をセットにしてプレゼントするのも◎。ずっと使える印鑑をぜひ卒業祝いに選んでみてください。
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