フタをし忘れても大丈夫なペンがあるって本当？

まだまだ書けるペンが書けなくなってしまうと悲しいものです。

忙しくてついペンのフタを閉め忘れた
ペンのフタが転がってしまって見つからない
よくフタが閉まっていなかった…

と、理由はいろいろあると思います。自分の不注意からなのですが、それでもどうにかなるかも…と淡い期待を人は抱くものです。

カピカピになったペンにそっとフタをして振ってみたり、逆さまにしてみてもやはりカピカピは治ることなく、そのままです。

何時間も開けっぱなしにされたペンは完全に乾ききっています。鉛筆なら舐めれば潤いそうですが、さすがにペンは舐めるとヤバそうなので、ため息をつきながらゴミ箱行きに…。

さらにそれが買ったばかりのペンだと絶対に凹んでしまうことでしょう。さらにその日一日の気分もどんより暗くなりそうです。

ペンが乾いてしまったときは、やはり打つ手はないのでしょうか。

①少しだけ乾いていたら
ほんのちょっとの間だけフタをしてなくて、少しだけ乾いている状態なら助かることもあります。何回か試し描きすれば書けるようになります。

また、そのまま何もなかったようにフタをしてあげれば、次の日には復活します。

あとはペン先に水を1，2滴垂らしてからフタを閉めるのも手です。最初は少しだけ水っぽいですが、ほんの数滴の水が呼び水となり復活することも。ダメ元で試してみるのも手です。

②ひと晩放置してしまったら
長時間放置してしまった時は、まずペン先に水を1，2滴垂らしてみます。あとはフタをして1日置いて様子を見てみましょう。

何度か試し書きをしてみて、それでもかすれたり、書けない場合は完璧に乾燥しているので新しいものを用意しましょう。

このようにペン先だけが乾燥しているだけで本体のインクがあるようなら復活する可能性もあります。

ですから、すぐに諦めずにフタをしめて逆さまに立てておくなど、まずは何らかの応急処置をしてみましょう。

ダジャレのようなネーミングの「乾きまペン」ですが、その名の通り乾かないペンなのです。

このペンは気温20度、湿度65％の条件下でなんと2週間フタを閉めずにいてもペン先が乾かないという特徴があります。なので気温20度、湿度65％以上の場合は乾きやすくなるのでフタを閉めるようにするようにしましょう。

さらにインクがなくなったら補充もできるし、ペン芯が折れたりすり減った時は交換もできる優れもの。とってもいつまでも使えてお得です。

その上、油性ペンはたいていシンナーっぽいヘンなにおいがするもので、思わず「クサイっ！」と顔を背けながら書く方も多いと思います。

「乾きまペン」はあのにおいを抑えたアルコール系インクを採用しているので、においません。

肝心の「乾きまペン」がなぜ乾かないかというと、特殊なインクを使っているからなのです。インクの蒸発を抑える皮膜を作る特殊インクがペン芯を丸ごとコーティングするため、乾かないというわけ。

ペン先に秘密があるのではなく、特殊なインクに乾かない秘密があったのです。

このためペン芯がフタなしでも2週間は乾かないようになっているというわけなのです。

余談ですが、以前テレビでもこのペンが紹介されていました。じつはこの「乾きまペン」は、フランスの「ルーブル美術館」のショッピングモールでも売られていて人気があるそうです。

とんでもなく広い「ルーブル美術館」は世界一来場者の多い美術館として知られています。ということは「乾きまペン」はまさに日本が誇るペン！ ということですね。

「ルーブル美術館」に行く機会があったらぜひ、チェックしてみてください。（とんでもなく並ばされるので入館券は事前購入がおすすめ）

まず、「乾きまペン」をおすすめするのは、なぜかフタを閉め忘れるクセがある方です。

フタを閉め忘れるクセがある人って、周囲を見回すと意外といるものですよね。

クセなのですからしかたがないのかもしれませんが、そんな方には超おすすめです。きっとこういう方は、「フタをしないからまたペンがダメになったでしょ！」といつも叱られているはず。

「乾きまペン」ならフタを気にせずに、やりたいことに没頭できるようになりますから、フタを忘れるクセがあるという自覚のある方はこれを使うようにしましょう。

もちろん、クセでなくても単に忙しくて忘れてしまうこともあります。一度でも忘れたことがあるなら、ダメにした機会が取り替えるチャンス。ぜひ、二度と残念な気分にならぬよう「乾きまペン」に替えてしまいましょう。

また、学園祭やお店で大量のポップ書きをするときにもおすすめです。フタに気にせず作業に没頭できるのでペンを使う忙しいシーンにもうってつけです。

この「乾きまペン」には中字・丸芯と太字・角芯があり、桃色、橙色、空色、紫、緑、茶色、赤、青、黄土色、黄緑、黄色、黒と全12色がそろっています。長く使える「乾きまペン」なら経済的に使うことができますね。