子どもに率先的に手洗いをさせる方法とは!?

子どもに率先的に手洗いをさせる方法とは!?

子どもに手洗い習慣をつけるためには、楽しみながら手を洗う工夫をすることが大切です。ここでは歌を歌う、バイ菌スタンプをつけるなどの方法をご紹介します。
2019年12月16日作成

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子どもに手洗い習慣をつけるためには、楽しみながら手を洗う工夫をすることが大切です。ここでは歌を歌う、バイ菌スタンプをつけるなどの方法をご紹介します。
2019年12月16日作成

TOPIC 01

バイ菌は手からやってくる!

出典元:https://www.shutterstock.com

風邪、インフルエンザ、ノロウイルスによる食中毒など冬の感染症の多くは、手から体内へと入っていくといわれています。

ドアノブ、手すり、机など小さな子どもは何でも触りたがります。ウイルスがついてしまった手で目や鼻、口を擦ったり、舐めたりすれば、自然とウイルスは体の中へと入ってしまいます。

しかし、手洗いをしっかりすることで、さまざまな病気から身を守ることができるので、子どもに手洗い習慣をつけたいものです。

ただ、何度言い聞かせても、ササッとしか洗わなかったり、洗わないと怒られるからと手洗いをしたフリをしていることも多いもの。

では、どうしたら、しっかりと手洗いをさせることができるようになるのでしょうか。

子どもは楽しいことが大好き! 楽しみながら手洗いを

楽しみながらやらせるようにすることが大事です。

たとえば、「見えないバイ菌がいっぱいついてるよ」と手洗いの前に声かけをしてあげましょう。

手を洗ったら「おててチェック」!

きれいに洗えてたら「きれいになったね」「よくできたね」といっぱいほめてあげることが大切です。ほめられるとうれしくて自分から進んで手洗いをするようになります。

歌を歌いながら、その間は手を洗う時間と決めるなど、工夫すれば楽しみながら手洗いができるようになります。

TOPIC 02

正しい手洗い方法って?

出典元:https://www.shutterstock.com

帰宅したときや食事前などに手洗いを習慣化させたいものですが、そのためには親が積極的にかかわらないといけません。手を洗う前と洗った後に、必ずサポートするようにしましょう。

まず、手洗いはどのくらい洗うと効果があるのでしょうか。

正しく手を洗うために必要な時間は20秒以上といわれています。20秒は短いようですが、手を洗うだけなら長く感じるものです。

子どもにひとりで手を洗わせると1、2秒で終わってしまいますので、長く洗わせるためにはそれなりの工夫が大切です。

じつは指先や指の間、手首にも見えないバイ菌やウイルスがくっついているので、それらを全部落とすためには手を隅々まで洗う必要があります。長く洗わせるために手洗い歌を歌いながらする方法も効果があります。

たとえば、「おねがいカメさん」の手洗いソングもあります。歌に合わせて、ポーズを作っていけばじょうずに手洗いができるようになります。
https://youtu.be/RzsqynHMwlg

最初は練習から入りましょう。
https://youtu.be/SQ-FEiDVuaE

こちらはポーズの練習になります。これを覚えてから歌バージョンに入ると楽しく手洗いができるようになります。

子どもはちょっとの声かけですぐにやる気が出てくるものです。

正しい手洗い方法に加えて、食事の前だけでなくトイレの後、風邪を引いている時は鼻をかんだ後や、せきやくしゃみを手で塞いだ後などのタイミングも重要なので、これもきちんと伝えるようにしましょう。

また、薬用ハンドソープを使うとより効果的にバイ菌を落とせるようになります。

TOPIC 03

バイ菌をやっつけよう!「おててポン」

青いバイ菌をやっつける!「おててポン ブルー」

「おててポン ブルー」は手に青いバイ菌のイラストが捺されます。この時、乾いた手にスタンプを捺すようにしましょう。ただし、スタンプしてから30秒以上経ってしまうと落ちにくくなるので注意が必要です。

手に着いた青いバイ菌が消えるまで、手洗い石けんでしっかりと洗っていきます。その時に一緒に手の隅々まで洗うように教えてあげましょう。
・手のひら
・手の甲
・指先や爪
・指の間
・親指周り
・手首周り

ピンクのバイ菌をやっつける!「おててポン ピンク」

こちらはピンクのバイ菌スタンプが捺せます。

手洗いを上手にサポートしてあげよう

バイ菌スタンプを捺してあげたら、しっかりと消し去るまで闘おう! と声かけします。

ささっと洗いではバイ菌は取れません。しっかりとこすり洗いをすればバイ菌が取れるので、落ちたら、思い切りほめてあげましょう!

楽しい雰囲気作りで手洗い習慣をつけ、正しい手洗い方法をマスターするように手伝ってあげることが大切です。

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