サイズごとにみる!はんこの種類と解説

サイズごとにみる!はんこの種類と解説

はんこには用途によって種類や大きさがさまざまあります。大きさごとに紹介。 2018年10月20日作成

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はんこには用途によって種類や大きさがさまざまあります。大きさごとに紹介。 2018年10月20日作成

私たちが普段使っているはんこには様々な大きさのものがあるのを知っていますか?

実は、はんこの種類によって大きさの規定があるのです。

また、はんこの大きさは身分の大きさを表すともいわれています。
会社では、役職についているひとほど大きい認印を使っていることが多いです。

今回ははんこサイズごとに、はんこの種類を解説します。

TOPIC 01

25ミリ〜

出典:https://www.shutterstock.com

まずは、はんこの中でも大きいサイズの種類を紹介します。

25〜21ミリ 角印

角印は、法的には届けることのない法人用の認印です。
領収書や書類に捺印することで、会社や法人・個人事業主の権威を象徴する重要なはんこです。

文字数のバランスにより社名の後に「印」や「之印」を使い分けて文字入れします。

また会社名が刻印されている角印は、領収書や見積書、請求書や発注書といった日常の業務で使用する書類におされます。
使用する頻度が高いので、中にはゴム製の角印を何個かつくっておく会社もあります。

21〜18ミリ 法人実印

会社の実印は、法人を設立するうえで、法務局に登録しなくてはならない代表者のはんこです。(別名代表者印)

法人実印にはサイズ規定があり「10ミリの正方形におさまらない〜30ミリの正方形に収まる」大きさであるとされています。

会社にもよりますが、一般的には21ミリのサイズが人気です。

会社実印は、おもに社外との重要な契約、意思決定に使います。
個人の実印と同じような使い道ですね。

印鑑は契約の信用度を高めるもの。
印鑑が押されていることで、間違いなく本人が契約したことを示すことになります。

そして、実印を押す時には、印鑑証明書を契約相手に提出するのが決まりです。
この書類によって、印鑑が会社のものであることを証明できるのです。

16.5〜18ミリ 法人銀行印

会社銀行印は、法人が口座を開設する際に金融機関に登録する印鑑のこと。
その名の通り、法人が金銭を動かすときに使います。

おもな使い道は、預金の引き出し、手形や小切手を発行するときなど。

経理部長が管理する場合は、銀行印を作成するのが一般的ですが、代表者が直接管理する場合には、会社実印と会社銀行印を併用している会社もあります。


21〜18ミリ 役職印

職印(しきいん)とは、資格や肩書きの入った個人名の印のことです。

実印や認印などの個人用はんこ、会社の社印や角印などがありますよね。
個人や会社の他にも、職業を分別するためのはんこがあるのです。

これが職印(資格印・先生印)と呼ばれるものです。

弁護士、税理士、公認会計士、一級建築士など、〜士とつく「士業」と呼ばれる職業に就く人が使います。

職印は士業にたずさわる方にとって、なくてはならないはんこです。
職務上の書類に職印を押すことで、その書類は有資格者が作成したものであるという証になります。

TOPIC 02

18ミリ〜

出典:https://www.shutterstock.com

次に18ミリまでのはんこを紹介します。
ここからは普段使い用のはんこの大きさになってきます。

18〜15ミリ 男性実印

実印は、車や土地の購入など重要な契約につかいます。
実印のサイズは市区町村で一般的に決められている「8ミリ〜25ミリ」の範囲内であればとくに決まりはあありません。

印章の世界では古くから、男性は力強くたくましい大きいサイズ、女性は奥ゆかしく繊細でスリムなサイズで作るという慣習があります。
また、男性と女性ではんこの大きさをわけることで、夫婦になったときに、パッと見分けることも簡単です。

15〜13.5ミリ 女性実印

女性は男性よりひとまわり小さく作ることが一般的です。

また、未婚の女性は結婚して姓が変わる可能性があるため、下の名前だけで作ることがあります。

15〜13.5ミリ 男性銀行印

銀行印は口座を開設するときなど、金融機関に関わるはんこです。
おもに金融機関において、預金口座の開設や金銭の出し入れの際に使います。

銀行印は「シャチハタなどの印面がゴムでてきているもの以外なら良い」とされています。

男性には15〜13.5ミリのサイズが人気です。
一般的に実印よりもひとまわり小さくつくります。
また、実印と違う書体にすることで、見分けやすくします。

13.5〜12ミリ 女性銀行印

女性も実印より小さいサイズで銀行印をつくります。
また、未婚の場合は下の名前だけでつくることが一般的です。

TOPIC 03

10ミリ

出典:https://www.shutterstock.com

次に10ミリより小さいサイズのはんこを紹介します。

10ミリ 認印

認印は10ミリが一般的です。
認印は、本人の意志の証で、おもに簡単な契約書や書類におします。

また、署名とあわせることで大きな力をもつはんこにもなります。

履歴書や婚姻届にも認印は使われます。

6ミリ 訂正印

訂正印は簿記印ともいい、認印よりもかなり小さいサイズが一般的です。
おもに5〜6ミリの丸型や小判型のものが人気がああります。

訂正印をもっておくと、書類を書き損じた場合に簡単に訂正することができます。




今回は、サイズからみるはんこの種類を解説しました、
はんこは種類によって様々な大きさがあるのですね。

この他にも様々なサイズのはんこがあります。

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