まだ持ってないの?銀行印を作った方がいい理由

まだ持ってないの?銀行印を作った方がいい理由

実印や認印と兼用することはできる?銀行印を無くしてしまった場合どうしたらいいの?そんな疑問をズバリ解決します。 2018年05月25日作成

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実印や認印と兼用することはできる?銀行印を無くしてしまった場合どうしたらいいの?そんな疑問をズバリ解決します。 2018年05月25日作成

みなさんは「いちから作成したオリジナル銀行印」を持っていますか?

・既製品の安い印鑑を使っている
・実印と兼用している

そんな方に、銀行印を作った方がいい理由についてご説明していきます。

TOPIC 01

銀行印とは

出典:https://www.shutterstock.com/

銀行印とは、金融機関の取引全般に使うもの。

おもに以下の使い道があります。

・銀行口座の開設
・定期預金の引き落とし
・高額な金額の出金や振込
・携帯料金契約

最近は、キャッシュカードがあり、印鑑を使わないことが増えてきました。
しかし今でも高額な金額のやりとりには必ず印鑑が必要。
つまり、銀行印は紛失した時に悪用されてしまう可能性があるものです。

そして一般的によくある質問が以下の2つ。

・実印と銀行印は兼用できるの?
・銀行印と認印は一緒でもいいでしょ?

結論、「原則としては実印・認印と兼用可能」です。
銀行印は印面がゴム製の物以外であれば、既製品でも使えるのです。

シャチハタ以外に、銀行印の取り決めは特にありません。

つまり印鑑1本さえあれば、すべてやりとりが可能とういうわけです。

しかし、実印・銀行印・認印は分けて使っている人がほとんど。
これはどういうことなのでしょうか。

TOPIC 02

実印と銀行印を兼用する危険性

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出典:https://www.shutterstock.com/

ここからは、銀行印を、実印と分けて作った方がいい理由について説明していきます。

一番の理由は「盗難にあった時にリスクが抑えられるから」です。

これは、単純に実印・銀行印・認印それぞれ分けていれば、紛失する可能性は1本の時の三分の一ということです。
そしてその危険性も低くなります。

実印とは

実印とは「法的な効力をもったはんこ」のこと。
主な使い方は以下の通りです。


・不動産・マンションの売買
・自動車の売買
・住宅ローンを組む
・公正証の作成
(離婚した場合の養育費支払いの取り決め、お金の貸し借り、遺言書の作成など)
・保険金の受け取り

日本には「印鑑登録制度」があり、重要書類には署名の他に印を押す決まりになっています。
その時に使う印鑑が「実印」。
実印は役所・役場で印鑑登録証明書を発行してもらって初めて力を持ちます。

もし紛失してしまったら

もし仮に実印と兼用している銀行印を紛失したとしましょう。

1.役場で実印の印鑑登録の廃止申請をする

2.後日新しい実印を作成し、印鑑登録し直す

3.その印鑑を銀行に持っていき、変更届け出を提出する。

4.警察に紛失届け出を出す。

兼用している分とても手間がかかります。
実印は身分証ともいえるものです。
つまり、「免許証と通帳どちらもなくしてしまった状態」に限りなく近いです。
実印をなくしてしまうと、本人になりかわって契約ができてしまうので、重要な時以外は使わないようにしておきたいですね。

TOPIC 03

認印と銀行印を兼用する危険性

出典:https://www.shutterstock.com/

つづいて、認印と銀行印を兼用するとどういうことがおこるのでしょう。

一番はやはり「どれが銀行印か見分けがつかなくなる」こと。

認印は既製品で売られていますから、ほとんどの人が買ったものを使用しています。
また、卒業のお祝いでも認印はもらうことが多いでしょう。

そういったものはとても似た書体をしているうえに、何かのきっかけで本数が増え、そしていつのまにかどれが銀行印かわからなくなってしまうのです。

どれが銀行印なのかわからなくなった場合

もし、仮にわからなくなった場合以下の手順を踏む必要があります。

1.通帳と銀行印と思われる印鑑をもって、口座窓口にいく

2.免許証などの身分証をみせる

3.印影のあったものを照会してくれる

その時点で銀行印がないことがわかると「紛失扱い」となります。
再度新しい印鑑で登録する必要があるため、10日〜2週間待たなくてはいけません。

ですので、認印と銀行印の兼用もおすすめできないというわけです。

一本で複数の口座開設できる

よく勘違いしている方も多いのですが、銀行印は口座ごとに分ける必要はありません。
銀行印は1本あれば複数の口座登録が可能なのです。
引越しなどで、新しく口座を作る場合があるかもしれません。
そんな時銀行印が1本あれば便利に作れてしまいます。

TOPIC 04

実印と銀行印を見分けるためのポイント

出典:https://www.shutterstock.com/

実印と銀行印はあらかじめ書体・サイズなどを分けて作ることをおすすめします。

でないと見違えてしまいますからね。
そして以下が見分けるポイントになります。

・銀行印は実印より一回り小さく作る
・実印は縁起の良い印相体(インソウタイ)で作るのに対し、銀行印は篆書体(テンショタイ)で作るのが一般的
・実印はフルネームで彫り、銀行印は名字のみで彫る
・「お金が流れてないように」という縁担ぎのためヨコ文字で彫る

また、印鑑は家族まとめて同じ場所に補完するもの。
夫婦の場合は男女で印鑑の大きさを分けておくと見分けがつきます。
一般的には女性は男性よりも一回り小さいサイズで作ります。

中には、実印・銀行印・認印で印材も変えている方もいますが、あなたに合った印材で作るのをおすすめします。

九星気学(きゅうせいきがく)をご存知ですか?
生年月日の九星と、干支から、運気をみる占術です。その九星気学から、あなたの最適な印材を調べることができます。

はんこは縁起物です。材質、文字の書体、大きさなどすべての意味が込められています。
九星気学によって選ばれたものを「開運印章」といいます。

TOPIC 05

銀行印を作成しよう

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もし、既製品の印鑑を銀行印として使っている方は、あたらめて作成することをおすすめします。一本もっているだけで一生使えますから、メリットがたくさんあります。
どうせなら運気のこもった印鑑を長く大切に使いたいものですよね。

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