認印とは?認印にシャチハタは使える?

認印とは?認印にシャチハタは使える?

認印とは、宅急便の受け取りや回覧の確認の際など、主に意思確認や承認などに使用するハンコのことをいいます。認印に「シャチハタ」は使えるのでしょうか?? 2018年02月27日作成

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認印とは、宅急便の受け取りや回覧の確認の際など、主に意思確認や承認などに使用するハンコのことをいいます。認印に「シャチハタ」は使えるのでしょうか?? 2018年02月27日作成

1.利便性の高いシャチハタ

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出典元:https://www.photo-ac.com

「シャチハタ」は、朱肉ではなく、インキで版を押すゴム印という特徴があります。その都度、朱肉をつける「印鑑」とは違い、何度も繰り返し押すことができるので、多くの人に活用されています。
また、インキの補充をすることで長く使用することができるのも「シャチハタ」が使いやすい点の一つと言えます。

近年ではキャップレスやボールペンと一体型のもの、ボディーやキャップを着せ替えできたり、インキのカラーバリエーションが豊富になったりと、使う人に合わせて選べるのも嬉しいポイントです。

2.シャチハタは認印として使えるか?

「シャチハタ」は認印として使うことができます。日常生活において押印をする際に実印を使うのは手間がかかりますし、実印は簡単に用いるものではないので、玄関などに「シャチハタ」を一つ用意しておけば、郵便物の受領をスムーズに行うことが可能です。また、簡易的なビジネス書類にも使用することができ、『内容を確認した』『承認した』などといった際にも使用することができます。

しかしながら、朱肉を使う印鑑とは異なり印鑑登録をすることができないので『実印』として使用することはできません。また、銀行印としてシャチハタを使うこともできません。また、重要な契約の際にも、シャチハタでの押印は不可となる場合が多いです。

印鑑登録にはいくつかの条件があり、その中にゴム印ではないといった項目も含まれています。「シャチハタ」が印鑑登録の条件に当てはまらない大きな理由としては印面がゴム製という点と、インクを使用しているという2点があげられます。

ゴムは性質上劣化し、変形してしまう可能性があるため、使っているうちに登録時と形が異なってしまう可能性があります。また、インクは紫外線に弱いため時間が経つとインクが薄れてしまうことがあるためです。

以上の理由から、「シャチハタ」とは別に、重要な場合に使う「印鑑」を実印として保有しておくことが必要です。しかしながら普段の生活で手軽に使用するといった点では「シャチハタ」がとても効率的と言えるでしょう。

3.シャチハタのメンテナンス

日常生活において使用頻度が高い「シャチハタ」ですが、内蔵しているインクは交換可能です。印字状態が悪くなってきたら、定期的に内蔵のインクを新しいものに交換することで長期に渡って「シャチハタ」を使うことが可能です。また、内部にあるスポンジも印字をする上で重要な働きをしていますが、スポンジも経年劣化しますので、交換することが重要となります。

交換時を上手に見極めて、「シャチハタ」を活用してみてはいかがでしょうか。

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