増税対応!! 見積書や請求書などに捺印できるスタンプ

増税対応!! 見積書や請求書などに捺印できるスタンプ

10月1日から増税になり、これにより8%のものと10%のものが混在することになりました。見積書や請求書に税率の注意書きをするときに便利なのがスタンプです。
2019年12月15日作成

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10月1日から増税になり、これにより8%のものと10%のものが混在することになりました。見積書や請求書に税率の注意書きをするときに便利なのがスタンプです。
2019年12月15日作成

TOPIC 01

まだまだ混乱する軽減税率制度

出典元:https://www.shutterstock.com

景気がいいのは一部だけで、売上げも落ち込んでいるのに税金だけは上がり続けています。

2019年10月から上がってしまった消費税もすでに過去こと。最初はどれが10%でどれが8%だろうかと気になってはいたものの、上がっていようが下がっていようが必要なものは買うしかありません。

できるだけ節約をしているつもりでも、一消費者としては8%でも痛いのに、さらに2%が増えてさらに痛い思いをしているのだからたまりません。

それにミネラルウォーターは8%なのに、同じ水でも水道水はなぜか10%と未だにワケがわかりません。蛇口ひねったら出る水のほうが高いって、やっぱり納得いきませんよね。

そんな状態でも、仕事をしていれば、見積書や請求書に増税分を上乗せしなければなりません。

納品方法は業種によって様々な流れがあります。売上金額にかかる消費税は、10月1日から一律10%が義務づけられています。

ふと気づいたら見積書や請求書が10%にしなくてはいけないのに8%のままだった……なんてこともあるかもしれません。冷や汗ものですが、見積書や請求書を作成するときは、信用にかかわる問題ですから、しっかり確認をするようにしましょう。

また、8%のものと10%のものとが混在している会社は税率ごとに分けた処理が必要となります。ですから、1枚の伝票に8%と10%が混在する状況が発生してしまうため、まだまだ混乱している状況にあるかもしれません。

TOPIC 02

2023年9月末まで適用される「区分記載請求書等保存方式」

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「区分記載請求書等保存方式」は、2019年10月から2023年9月末まで適用されるものです。それ以降はすべて10%となってしまうのです。

それまでは8%と10%が混在しているため、見積書や請求書には両方の品目を明確に識別できるように記載しなければなりません。

※印をつけて「※は軽減税率対象であることを示します。」と説明書きをしてもかまいません。とにかく、どれが軽減税率であるかがわかればいいのです。

見積書や請求書に書く金額は、税込でも税抜でもいいのですが、やりやすい方法で書くようにしましょう。

ただ、2021年4月1日からは総額表示が義務となりますので、またたいへんになりそうです。

また、端数が出てしまった場合はどうすればいいのでしょうか。

1円未満が出てしまった場合は切り捨てにするのでしょうか、それとも切り上げにするのでしょうか。これは大きな問題です。その時その時で適当に処理していると、帳簿上の金額も合わなくなってきます。

切り上げか、切り捨てかは特に決まっていません。切り捨てを採用するのが一般的ですが、それはその会社の判断によります。

ただ、消費税を税務署に納税するときは1,000円未満の消費税は切り捨てて納付することになっているので覚えておきましょう。

TOPIC 03

「消費税対策スタンプ」を使えばラクラク

出典元:https://www.shutterstock.com

見積書や請求書にいちいち軽減税率対象であると書かなければいけないのは面倒です。

そんなとき、便利に使えるのがシヤチハタのスタンプです。大きさや文言の種類がそろっているので使い勝手の良いものを選ぶようにしてください。

■4×21mm角のXスタンパー
スタンプ台不要なので、すぐにポンと押せて便利に使えます。さらにサイズや内容も豊富なので、いろいろな書類に対応できます。

増税1「消費税8%」
増税2「消費税10%」
増税3「消費税 %」
増税4「軽減税率8%」など
増税スタンプが全20種類ほどあります。

■5×40mm角のXスタンパー
増税21「表示価格は消費税8%を含みます」
増税22「表示価格は消費税10%を含みます」
増税23「表示価格は消費税 %を含みます」
増税24「表示価格に消費税は含まれておりません」

■9×9mm角のXスタンパー
増税25「消費税8%」
増税26「消費税10%」
増税27「軽減税率8%」
増税28「標準税率10%」

それ以外にも便利な消費税対策スタンプの印面をオーダーできるので、ぜひ、使い勝手の良い印面を作ってみてはいかがですか。

注文の仕方は「オーダーシートをダウンロードする」をクリックします。
書体、インキ色、枠のあるなしを選びます。
印面の大きさを選んで、最適な文言を入れれば、終了。あとは送信するだけとなります。

質問するときは「その他」に書き込めば、答えが返ってきます。

手書きではミスすることも多いので、この際、便利なスタンプを作ってミスのない見積書や請求書を作るようにしましょう。

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