失敗しても面白い!誰もが夢中になれる「泥だんご作り」
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子どもの頃、夢中になって泥だんごを作った記憶はありませんか。
最初は友達とワイワイとやり始めますが、途中で無口になり、つい作ることに没頭してしまいます。
夢中になれる泥だんご作りですが、失敗もいっぱいです。途中で落としてしまったり、コロコロ転がしている時に割れてしまったり、家に持って帰ったら次の日には乾燥してボロボロになっていたり……。
誰かがピカピカの大きな泥だんごを作り上げると、もうそれだけで大騒ぎになったりします。
ただの泥なのに、ただのだんごなのに、なぜこんなにも夢中になれるのでしょうか。
泥だんご作りの楽しさはココ!
泥だんご作りの楽しさはどこにあるのかを考えてみました。
1. 最初はザラザラしている土なのに転がしているとだんだん手触りが変わってくるのが楽しくなります。
2. 作り上げると大きな達成感が味わえます。
3. まん丸でピカピカしているとさらにテンションがアップします。
4. がんばって磨くとピカピカしてくると楽しくなり、もっとピカピカにしてやろうという気になってきます。
これに加えて、大人なら子どもの頃夢中になった記憶と共に、当時作った仲間、場所、学校……といろんな記憶が数珠つなぎでよみがえってくることでしょう。
泥だんご作りがきっかけとなり、懐かしい思い出話を子どもに聞かせるのも楽しいことです。
また、毎年、泥だんご作りの大会が開催されているのをご存じでしょうか。
株式会社LIXILが毎年「光るどろだんご全国大会」を開催。光る泥だんご作りの腕を競うもので、参加資格は小学生以上で光る泥だんごをひとりで作れることです。
機会があったら、ぜひ参加するのもいいですね。
泥だんご作りは子供の才能を伸ばす驚きの効果が!
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後の洗濯を考えると、洋服が汚れるから泥遊びをさせたくないという方も多いと思います。
しかし、じつは泥遊びは子どもの発達にとても良い影響をもたらしてくれる優秀な遊びなのです。
では、どんな効果があるのでしょうか。
泥だんごは手先を使うので脳の活性化に役立つ
泥だんごを作るには、指を器用に動かさないと作れません。丸めたり、こねたりするのに指先、手首、手をバランス良く動かすことになります。
指先がより器用になり、器用さを引き出す良いトレーニングとなります。
「集中力」や「創造力」が養われます
だんご作りに夢中になることで、自然と集中力が身につきます。
乾燥していたら水を加える、濡れすぎたら砂を加えるといった工夫が必要になります。考えながら作り出していくことで創造力も身につきます。
失敗から学ぶさまざまな経験
最初からりっぱな泥だんごを作ることはできません。丸くなかったり、ポロッと崩れてしまったり、落としてしまったり……といろんな失敗はつきものです。
でも、そんな失敗から学んでいけるのです。
こうしたら崩れる、このくらいならだいじょうぶと子どもは子どもなりに学習していくのです。
達成感を知ることができる
失敗を繰り返していくと、だんだんですが上手に作れるようになります。すると上手にできれば「できた!」という達成感が得られます。
コミュニケーション能力が向上する
失敗したときに、どうやったら上手にできるようになれるか、友だちに聞いて覚えていきます。また、よくできる子どもは友だちに教えたりするようになり、協力するということも学びます。
コミュニケーション力や他人への思いやりも泥だんご作りをする中で培われていきます。
「コロピカどろだんご制作キット」でピッカピカの泥だんご!
シヤチハタから出ている「コロピカどろだんご制作キット」はネーミング通り、泥だんご作りができるキットです。
制作キットの砂はすべて天然のものですが、公園の砂場の砂とは違って衛生処理されたものですから、どんな小さな子どもでも安心して使うことができます。
中身は説明書、芯用土(しんようつち)、さらこな、計量スプーンの4つです。あとは作業する台や新聞紙、水、ぞうきんを用意しておきましょう。
さっそく作ってみよう!
1.袋ごと芯用土を揉んだら35ccの水を計量スプーンで計って芯用土の袋に入れます。
2.作業台の上に土を出して、こねていきます。途中、水分が足りなくなったら手を濡らしてこねていきます。
3.手のひらで転がして丸めて球を作ります。
4.次にさらこなを広げて球全体に何度もまぶしていきます。
5.かけ終わったら30分以上放置します。
6.最後はひたすら転がして磨きをかけていきます。
ピカピカになったらできあがりです。シールを貼ったり油性ペンで絵を描いたりすることもできます。
泥だんごは土と水が生み出す芸術品です。コロコロ転がし、親子で夢中になってピッカピカの泥だんご作りに挑戦してみてはいかがですか。
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