朱肉の種類とは?
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朱肉のいらないシャチハタだけなら持ち運びに便利ですが、そうはいかないのが世の中というものです。
印鑑を持って歩くには、一緒に朱肉もセットで持っていかないといけません。
持って歩くのに慣れている人はいいのですが、なかなかセットで持って歩くのに慣れていないと朱肉を忘れてしまうもの。
しかも使っている朱肉が大きいと、持ち運びには不便です。フタがかんたんに外れてしまうものもありますし、バッグの中が朱肉のインキで汚れてしまったりすると後が大変です。
そもそも朱肉は印影に大きく影響するものです。
付きが悪いなと思ったら、朱肉を新しいものにするだけでくっきりはっきりとした印影になります。
そんな朱肉ですが、朱肉は「スポンジタイプ」のものと「練りタイプ」のものとに大きく分けることができます。
速乾タイプの「スポンジ朱肉」
スポンジ朱肉というのはよく見る朱肉で、銀行にも置いてある丸いタイプのものです。丸いもののほか四角いタイプも見られます。
速乾性があり、すぐ乾いてくれるので便利に使えます。また、印面にムラなくインキがついてくれるのできれいに捺せるのも特徴です。また、専用インキも別売で売られているので、インキの補充もできて経済的に使えます。
厚みのある印影が残せる「練り朱肉」
見た目にドロドロとしているのが練りタイプの朱肉です。変色しにくいので長期保存する書類向きです。書画の落款(らっかん)にもよく使われています。
スポンジタイプと違ってなかなか乾きにくいのが難点です。
持ち運びしやすい朱肉はある?
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ビジネス用に持ち運びしやすいコンパクトタイプのものは、どのくらいのサイズがいいのでしょうか。
まず、サイズ感はとても大切です。
大きすぎると重たいし、ジャマでしかありません。また、反対に小さすぎても朱肉がよく付かず苦労することになります。
目安は5センチ以内のものです。
持ち運びやすい! シヤチハタ最小サイズの朱肉「プチ朱肉 20号」
大きさは楕円形で、縦38.5×横38.1×高さ14.6ミリとほぼ40ミリ円形となります。重さは9グラムほどですから、おおよそ10円玉2枚の重さです。
色はブルーとピンクの2種類です。楕円形で色合いも可愛らしく、バッグの中でも目立つ色合いですから、行方不明になることもありません。
印鑑がきれいに捺せるマットもお忘れなく!
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印鑑をきれいに捺すためには捺印マットが有効です。なければノートを敷いて代用することもできますが、やはり捺印マットがあるとないとでは、印面の美しさも違ってきます。
捺印マットにはゴム製、塩化ビニール製、革製などの種類があります。一般的なのはゴム製のもので、ほど良い弾力性と押しやすさが魅力です。
大きいと使いやすいのですが、朱肉同様、持ち歩くには少々不便ですよね。シヤチハタでは75×100×4mmの特小サイズの「印マット」があります。
はんこを捺すのがどうもヘタ! そんな方はぜひ、捺印マットを使ってみましょう。
捺印マットを使えば、たとえ均一に力が入っていなくてもマット側が柔軟に凹むなど形を変えることで、書類をはんこと密着させてくれて、きれいにはんこを捺すことができます。
朱肉ときれいに捺すのを手伝ってくれるマットがあれば、最強コンビ。
ただ、捺印マットもいろいろな種類があります。ぜひ、自分の力加減に合わせたマットをゲットしてみましょう。
これではんこを捺せばきれいに、くっきりはっきり。はんこが捺すのが大好きになってしまうかもしれません。
ぜひ、バッグの中に収まりやすいサイズの朱肉とマットを入れてみませんか。
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