落とすと欠けてしまうはんこ
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印鑑は転がりやすいものです。しかも、机の上から転がって落ちてしまうと、これはたいへんです。事件です!
食器を洗っている最中に洗剤で手がすべり、落としてしまったときも同じですが、ドキッとします。
落とした物を拾い上げるときほどドキドキすることはありません。良い意味でドキドキするのはいいのですが、逆だとこれは心臓に悪いとしか言いようがありません。
チェックして特に何も異常がなければホッとしますが、欠けてしまったときはガッカリするものです。
特に印鑑は問題です。お気に入りの食器なら、ちょっとガッカリしますが、そうでないなら食器は割れ物だから、まあしかたがないとあきらめもつきます。
しかし、印鑑は手続きが面倒です。これはあきらめがつかず、引きずってしまいます。
印鑑は落とすと、どうしてもフチに衝撃が加わり、欠けてしまうことがよくあります。認印なら、しょうがないとなりますが、実印や銀行印だと後の手続きが面倒です。
欠けてしまったら、使えません。
なぜなら、届け出しているものはフチが欠けると同一の印鑑とは認めてもらえないからです。
また、一度欠けてしまった印鑑は、また落とすとさらに欠けがひどくなるので、欠けた印鑑で再登録したとしても注意が必要です。
落とさないための工夫とは?
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印鑑ケースの出し入れ時
印鑑ケースは硬くてなかなか上手に開けられないものが多いと思います。しかも、丸まったケースはどちらが上なのか下なのかが判別できません。ですから、力を入れて開けると勢い余って、中から印鑑が飛び出してしまい、落としてしまうのです。
じつはこの印鑑ケースにも開け方があります。
よく見ると開ける部分のつまみには切れ込みが入っているのがわかると思います。この切れ込みを上にして開けるようにするとすんなりと開けることができるのです。
使っている最中や使い終わった後
使っている最中や終わった後も落としやすいものです。
使っている最中は机の上に置いておくと思います。書類に住所を書いたり、読んだりとガサガサしているうちに机に置いた印鑑を押し出してしまったり、ひじで突いたりして転がってしまうこともあるでしょう。
まず、使い終わったら必ず、印鑑ケースに入れるようなクセをつけるようにしましょう。
大事な印鑑はそう使うものではありません。そのため、印鑑ケースに入れるということも慣れてはいないので、印鑑ケースに入れるということも難しいことかもしれません。
ですが使ったらケースに戻すことを頭に入れておくようにしましょう。
欠けにくい印鑑ってあるの?
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つい、転がしてしまう方や落として欠けてしまい、ガッカリしている方におすすめする印材は「チタン」です。
また、何度も転がしてしまい苦い思いをしている方には、欠ける心配がない金属系なら安心して使うことができます。
金属というとサビたりする心配はないの?と思われるかもしれません。しかし、チタンはさびることもなく、適度な重さもあるので、きれいな印影を残すことができる印材です。
そのため、印鑑を捺すのがちょっと苦手な人でもはっきりと捺すことができます。
また、チタンは耐久性もあり、何度捺してもすり減ることもありません。ですから適度なお手入れをすれば一生使える印鑑となるといっても過言ではありません。
チタンの印鑑がいいポイントをあげてみましょう。
・耐久性があること
・変形したり、欠けたりしないこと
・さびないこと
・アレルギーの心配がないこと
・印影がきれいなこと
・水洗いができること
もちろん、実印や銀行印として登録もできますし、印材としても人気があります。
また、木材系や牙系の印鑑は手入れがたいへんですし、保管にも気をつけなければいけません。その点、チタンなら水でジャブジャブ洗ってもかまいません。洗った後はきれいに拭き取るだけで済みます。
また、朱肉のつきもいいので、印影がかすれたり、にじむこともなく、きれいに捺せるのが特徴です。
印鑑を転がして欠けてしまった苦い経験のある方は、欠ける心配もない、チタンの印鑑。気になる方は、ぜひ、チェックしてみて下さい。
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