手彫りで作ったはんこは印鑑登録できるの?

手彫りで作ったはんこは印鑑登録できるの?

手作りのはんこやスタンプはオリジナリティあふれ、作るのが楽しいもの。ぜひ手彫りのはんこやオリジナルスタンプを作ってみましょう。
2018年11月21日作成

  • 知識知識

手作りのはんこやスタンプはオリジナリティあふれ、作るのが楽しいもの。ぜひ手彫りのはんこやオリジナルスタンプを作ってみましょう。
2018年11月21日作成

TOPIC 01

手作り実印とは

出典元:https://www.shutterstock.com

はんこを自分で手作りして登録すれば、世界にたったひとつの実印となります。
自分の手でひとつひとつの文字を彫って作り上げていくのですから、良い思い出にもなります。

しかし、人によっては実印を使う機会は滅多に訪れないかもしれません。出番は自動車や家を買うとき、あとはローンを組むときなどでしょう。

しかし、その効力は絶大です。
実印がなければ手にすることができないものでも手にすることができるようになるのですから。

そんな重要な契約において必要不可欠なのが実印なのです。

しかし、登録しないと使えないのも実印です。
市町村役場で登録する手間を考えれば、実印を作り替えるのはひどく面倒なことかもしれません。

そんなはんこを自分で手作りしてみてはいかがでしょうか。
自分で作れば世界に唯一のはんこになりますし、また、誰にもマネされることもありません。

注意点は、どんなはんこでも登録できるわけではないところ。登録するためには、大きさなどいくつかの決まりごとがあります。

TOPIC 02

手作りではんこを作る方法

出典元:https://www.shutterstock.com

「実印」は住民票がある市区町村役場に登録してあるものです。本人かどうか確認したいという大事なときに、実印と印鑑証明書があれば本人だという証明になるものです。

1. 確認すること

まず、実印として登録できるはんこの大きさは市区町村ごとに少し異りますので、事前に調べておく必要があります。

一般的には「8ミリの正方形に収まらないもの、または25ミリの正方形に収まるもの」と定められています。
つまり、8.1ミリ以上25ミリ以下のものを作ればいいということです。

一般的な実印の大きさは
・男性の場合は15ミリ~21ミリ
・女性の場合は13.5ミリ~16.5ミリ
の場合が多いです。

次に中に入れる名前は住民基本台帳に記載されている氏名でなければいけません。最も一般的なのがフルネームですが、苗字だけ、名前だけでもかまいません。

家族間でトラブルが起きないとは限りませんし、偽造防止のためにも文字数が多いフルネームのほうが安心です。

ただし、文字数が多い場合は大きめのサイズを選んでおいたほうが無難です。逆に文字数が少ないなら小さめのサイズのほうがバランスがよくなります。

使う材質にも規定があります。変形しないもので作らないといけないので、ゴムなど変形しやすいものは使えません。

2. 素材を決める

まず、印材を選びます。

印材は画材屋さんに行くと手に入りますので、近くの画材屋さんを探しましょう。

チタン、水牛など様々な素材がありますが、はじめて自分で手作りするときは、中でも扱いやすい石がおすすめです。色もたくさんありますので、好きな色を選びます。

同じ石でも硬さが違うので、不安ならお店の人に聞くのがいちばんです。

あまり小さすぎても掘りにくくなりますし、大きすぎて実印登録できないと意味がありません。
規定内に収めるために、一辺が25ミリ以下の石を選ぶ必要があります。

3. デザインを決める

名前のデザインをします。
手書きでデザインしても、パソコンを使ってもいいでしょう。

サイズ内で作るようにするのがポイントです。

4. 転写をする

はんこは捺したときに正しい向きになるよう彫る必要があるので、文字を逆さまに掘らなければいけません。

パソコンで画像加工ソフトが使えればパソコン上で逆さまにしてプリントアウトして貼り付けるのも手です。

インクジェットではなく、トナータイプでプリントした後、印材に貼り付けます。
除光液を手早く浸していくときれいに転写ができます。

長くやり過ぎると、ペーパーごとくっついてしまうので注意が必要です。

5. 彫る

後はひたすら掘っていくだけですが、文字部分を掘ってしまうと陰刻となり、実印として登録ができなくなるので注意が必要です。

あくまでも余白を掘っていき、文字部分だけを残すように掘っていきます。

あと、もうひとつ注意が必要です。文字が欠けていても登録ができないので、慎重に掘っていくようにしましょう。

TOPIC 03

シヤチハタのスタンプ工房

自分が描いたイラストがラバースタンプになるシヤチハタの「スタンプ工房」を使えば、イラスト入りのオリジナルはんこが作れます。

スタンプができるまでの流れは
1. イラストを描く
2. 写真を撮ってネットで注文する
3印. 面が届いたら貼り付ける
というもの。

まず、スタンプ工房スタンプキット[メールオーダー式]を購入します。

台木の種類は、1個パック55×40ミリ、2個パック25×40ミリ(2個)、3個パック25×25ミリ(2個)と55×10ミリ(1個)の3種類があります。どのキットにもブラウンとアイボリーのインクが入っています。

必ず黒のサインペンで、点線の枠の内側に描くのがポイントです。

書き終わったら、デジカメまたはスマホで写真を撮り、申し込んでいきます。
撮影したものがそのまま、はんこになるのでなるべく光などを入れないこと、ゆがみをなくすように撮ることが重要です。

申し込み用紙はそのままハガキになっているので、ハガキでもネットでも申し込みは可能。

ネットで申し込むなら「メールオーダー商品印面申し込みサイト」へアクセスして、台紙に記載されている「お問い合わせ番号」と「パスワード」を入力します。あとは必要事項を記入して、届くのを待つだけです。

1週間から10日ほどで届くので、届いたら台木に印面を貼り付けるだけです。ただし、シールを貼る時はくれぐれもスタンプの向きに気をつけましょう。

「スタンプ工房 ラバースタンプキット」は1,500円(税抜)で、作成費や発送料も含まれるので、追加料金を取られることはありません。

ぜひ、オリジナルのスタンプやはんこを作って、楽しんでみましょう。

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