我が子の名前、どうしよう?名前に使えない漢字って?名前に関する知識アレコレ③

我が子の名前、どうしよう?名前に使えない漢字って?名前に関する知識アレコレ③

名前に使える漢字は決められていて何でも使っていいわけではありません。使えない漢字を使うと出生届が受理されないので、気をつけましょう!
2020年05月19日作成

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名前に使える漢字は決められていて何でも使っていいわけではありません。使えない漢字を使うと出生届が受理されないので、気をつけましょう!
2020年05月19日作成

TOPIC 01

名前に使える漢字とは?

出典元:https://www.shutterstock.com

10万字を越えていると言われている漢字ですが、小学校で習う「教育漢字」は1,026字、新聞や一般書籍を読むのに必要な漢字は「常用漢字」といい全部で2,136字、そして人の名前として使うことができる「人名用漢字」は863字となっています。

おおよそ3000字を覚えれば、ほぼ新聞や書籍は読めるし、人名も読めるということになります。

子どもの名前をつけるとき、たくさんある漢字の中から選ぶことになるのですが、中には人名に使えない漢字があることをご存じでしょうか。

これを知らないと、せっかく考え抜いてつけた名前なのに役所に行ったとたんに突き返されるということにもなりかねません。

名前にはどんな漢字を使ってもいいのではなく、使える漢字は戸籍法によって決められています。

名前に使っていい漢字は「常用漢字」2136文字と「人名用漢字」836文字です。

「常用漢字」は文化庁のホームページでも確かめることができます。

https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/kanji/

法務省のホームページでも「常用漢字」「人名用漢字」が出ていますので前もってチェックができるようになっているので確かめておきましょう。
TOPIC 02

役所で受理されない名前に使えない漢字とは?

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では、どんな漢字を使うと受理してもらえないのでしょうか。

■常用漢字・人名漢字以外の漢字
前述したように、名前に使っていい漢字は「常用漢字」2136文字と「人名用漢字」836文字と決まっています。

このことから、「常用漢字」と「人名用漢字」以外は使えないということになります。

また、漢字には旧字体があります。名前に使える漢字であっても、旧字体になると戸籍法で決められた漢字に含まれていないことがあります。使ってはいけない旧字体の漢字を使うと出生届は受理されませんので事前に確認するなど注意が必要です。

■名としてふさわしくないと判断されたとき
名前に使えないとされるのは、名前としてふさわしくないと判断されたとき。

1993年に東京都昭島市役所では「悪魔」という名前の出生届が受理されず、騒動となりました。これが「悪魔ちゃん命名騒動」です。

「悪」も「魔」もどちらも常用漢字で名前に使える漢字となっているため、一度は受理されました。ところが、社会通念上、問題があるとして、却下され東京法務局が親権の濫用として不受理となったのです。

納得がいかないと両親はすかさず不服申し立てを行い、裁判の結果、勝訴という結果に。市側は東京高裁に即時抗告し、連日メディアでも取り上げられたため、記憶に残っている方もいると思います。

父親は珍しい名前だから必ず人の記憶に残るという言い分でしたが、ひょっとしたらからかわれたり、いじめられたりする原因にもなるかもしれません。

その後、父親は、1996年覚醒剤取締法違反で逮捕されてしまい、何だかな~という感じがする事件でした。

このことから、縁起の悪い名前だと判断された場合は受理されないといったこともあるので覚えておくようにしましょう。

■両親・兄弟・姉妹と漢字が全く同じとき
「常用漢字」と「人名用漢字」から使って名前を決めたとしても、両親、兄弟、姉妹とまったく同じ読み方、漢字の組み合わせは認めてもらえません。

両親や祖母祖父からの取り入れた漢字は使えます。よく見られるのが、一文字をもらうという方法です。たとえば、父親が「一真」だった場合、「拓真」と名付けるというように「真」を取り入れるというもの。しかし、まったく同じ名前だとNGとなります。

TOPIC 03

使えない漢字は前もって調べておこう

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生まれてきた子どもの名前をつけることは重要なことです。ひょっとしたら名前によって一生を左右されることになってしまうかもしれません。

また、願いをこめた名前であっても、使えない漢字を選んでしまっては元も子もありません。使えない漢字かどうかは前もって調べておくことが大切です。

名前に使えない漢字を調べる方法は、法務省のホームページ「戸籍統一文字情報」

読み、画数、部首から検索ができるようになっているので、その漢字が使えるかどうかがすぐわかるようになっています。

どうせ、わかりにくいんでしょ?と思いがちですが、かんたんでわかりやすく便利に使えるのでぜひ、使ってみましょう。

そのほか、命名サイトもたくさんあります。検索すればたくさんひっかかるので、ぜひ、それも使って見ましょう。戸籍登録がされている名前が男女別や登録年別に一覧で表示されたり、人気の名前もすぐにわかるサイトもあります。


一生懸命に考えた名前なのに登録ができなければ意味がありません。まずは使える漢字かどうかをしっかりと調べながら、すてきな名前を選んであげてくださいね!

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