朱肉をチェックしよう
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はんこがどうもきれいに捺せなくなってきたなと思ったら、チェックすることがあります。
1.はんこは汚れていませんか?
つけた朱肉が残っていて、そこに拭いたティッシュの線維やほこりがついて固まっているかもしれません。
目詰まりしていないかを確かめましょう。
2.朱肉のインキがなくなってはいませんか?
いつまででも使えそうな朱肉ですが、じつはインキがなくなったり、フタが微妙に開いていたため乾いてしまったということもあります。
はんこをチェックをし、朱肉などの汚れ詰まりがないようなら、原因は朱肉にあります。
インキ切れを起こしていると考えられるので、インキを補充していきましょう。
ただし、朱肉ならどんなものでもインキが補充できるわけではありません。あくまでもインキ補充ができるのはスポンジタイプの朱肉だけになります。
また、スポンジタイプの朱肉のインキは全部同じものではありません。
まず、使っているものがどんなものなのかを確かめることから始めましょう。使っている朱肉によって補充インキが違ってくるので注意が必要です。
「速乾シヤチハタ朱肉」または「速乾シヤチハタ朱肉 コンパクトタイプ」の場合
補充できるインキは「速乾シヤチハタ朱の油」です。品番は[OQN-28]。
「シヤチハタ朱肉(エコス)」「シヤチハタ朱肉 角型」「プチ朱肉」の場合
補充できるインキは「シヤチハタ朱の油」で、品番は[OG-20]となります。
朱肉のインキを補充してみよう
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何だか難しそうですが、ていねいにやれば問題なくできます。
まず、専用のインキを用意すること。ここで赤いものなら何でもいいやと100円ショップなどで売られている朱肉の補充液や赤インクを使ってしまわないこと。
専用でないインキは成分が今まで使っていた朱肉とはまったく違っています。そのため、朱肉をダメにしてしまったり、大事なはんこまでもが傷んでしまうことにもなりかねません。
さすがに100円では買えませんが、そんなに高くはないのでぜひ、朱肉とはんこのためにも専用インキをそろえておきましょう。
・インキを補充するときに必要なものは?
専用インキ
朱肉
新聞紙など朱肉の下に敷くもの
ティッシュまたは柔らかい布
これらを用意し、万が一、こぼしてしまったり、溢れさせてしまっても慌てないよう、朱肉の下には新聞紙などを敷いておくようにしたほうがいいでしょう。
インキ補充のコツ
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朱肉補充インキの「速乾シヤチハタ朱の油」も「シヤチハタ朱の油」も使い方は同じです。
くれぐれも使っている朱肉を確かめた上で、専用インキを購入するようにしましょう。
まず、朱肉補充インキのボトルを振ってしっかりと中のインキを混ぜていきます。このとき、フタがしっかり閉まっているかどうかを確かましょう。
また、しっかりと振ることでインキが混じり合い均一になります。買ったままで使ってしまうと、中で液体が沈殿しているため、最初に出てくるのは上澄み液だけとなるので注意が必要です。混ぜ合わせてから使うようにしましょう。
キャップを外したら、ノズルを朱肉の盤面に軽く押しつけて少しずつ塗り込んでいきましょう。
一度にドバッと入れてしまうと、溢れ出してしまうことがあるので注意が必要です。
そして、適度なところで止めてみます。止めたら、一度、試しにはんこを捺してみましょう。インキのつきが少ないようなら、またつぎ足していきます。
ほどよくインキを注ぎ終えたら、ノズルに付いた余分な液はティッシュなどで拭き取ってから、キャップを締めるようにしましょう。きっちりと締めておけば、また継ぎ足して使うことができます。
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