はんこの汚れの原因は朱肉
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はんこを捺したら、何だかボケボケ、ところどころが擦れている…。
よく見たら、印面にゴミが詰まっていた…ということがありませんか。
実は、はんこにもお手入れが必要です。
朱肉の成分はほとんどが油分です。ですから、さっと拭いただけでは朱肉の油分が残ってしまいます。そのまましまうと残ったままの朱肉が固まったり、そこにほこりがついてしまえば、なかなか落ちない頑固な汚れに変化してしまいます。
特に柘植など木材製のはんこは朱肉の油分が浸透してしまうので、そのままにしておくと欠ける原因にもなります。また、高価な水牛や象牙のものにも良くありません。
また、固まってしまった朱肉を何とかきれいにしようと楊枝やピンセットでゴシゴシしてしまうと、印面を傷つける原因にもなるので避けましょう。
木材系のはんこは水に弱いので、きれいにしようと水で洗ってしまうのもいけません。濡らさないように気をつけましょう。
じょうぶなチタン製のはんこは水洗いが可能ですので、使い終わったら、水洗いするか、または布で拭き取るようにしましょう。
はんこのお手入れ方法
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では、はんこをきれいにするにはどうすればいいのでしょうか。
まず、用意するのは以下の3点です。
・ティッシュ
・柔らかめの歯ブラシ
・布
1 ティッシュできれいに拭き取る
さっと拭いてしまったつもりでも、案外はんこは汚れているものです。
印面だけでなく、周りも丁寧に拭いていきましょう。
2 歯ブラシで詰まった汚れを取る
柔らかめの歯ブラシを机の上に置き、上からそっと擦るようにして汚れをかき出すようにしていきます。
ただ、歯ブラシを手に持って印面をゴシゴシしてしまうと、印面が傷ついたり、欠けてしまう恐れもあるので、歯ブラシを机の上に置いて力が入らないようにするのがポイントです。こすり方も力を加減しながら行い、汚れを落としていくようにします。
この時、使う歯ブラシは「やわらかめ」です。柔らかい歯ブラシなら、はんこを傷つけずにお掃除することができますので、柔らかいものを選ぶことが大切です。
3 布で汚れを拭き取って仕上げる
きれいに朱肉の汚れを取った後は、仕上げとして布で優しく拭き取ります。
家の掃除も同じですが、汚れがたまる前に掃除をすることが重要です。使ったらその都度きれいに拭き取るようにすれば、はんこはその分、長持ちします。
ただ、毎回、歯ブラシを使って掃除するのは面倒なので、使ったら丁寧に拭き取るようにします。これだけで持ちもまったく違ってきます。
印判の汚れ落とせる「ゴミトール 小形」
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はんこやゴム印は捺す度に、朱肉だけでなく、どうしても紙粉やホコリがついてしまい、はんこも目詰まりを起こします。
特に紙を扱う工場や会社では紙粉が空気中に舞い上がっていますので、その分、汚れもつきやすくなります。
ゴミがたまったはんこで捺せば、とうぜん印影はぼんやりしてしまいます。
はんこが見えればいいというものではありませんし、ぼんやりしたはんこでははんこを捺した意味がなくなってしまいます。
そうならないように、はんこだけでなくゴム印にも安心して使えるシヤチハタの「ゴミトール 小形」が便利です。
大きさは約横77×縦56×高さ16mmなので、ほぼ名刺サイズですから、かさばることなく使えますし、軽いので持ち運びにも便利です。
ブラシの隣の赤いものは朱肉ではなく、接着剤になっています。これではんこの細かい部分にはいりこんだほこりやごみをきれいに取り除くことができます。
「ゴミトール 小形」の使い方
1ブラシではんこの汚れをかき出す
2右側の粘着剤に押し付け、細かいゴミを取り去る
と使い方はとっても簡単です。
はんこの汚れをしっかり取れば、はんこがきれいに捺せるようになります。
汚れたらきれいにするのではなく、使ったらさっときれいにすれば、いつでも気持ち良くはんこが捺せるようになります。
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