自分だけの、使い勝手の良いはんこがあったら便利ですよね。
「オーダーで作れるのは知っているけど、作り方がわからない…」
そんな方も多いと思います。それにもし、ほしいはんこが既製品であるとしたらオーダーで作るより安く済みます。
最近では、あると便利なスタンプがお手頃価格でたくさん売られています。
今回は、オリジナルのはんこの作成の仕方、どんな種類があるのかをご紹介します。
既製品のはんこの種類
出典元:https://www.shutterstock.com/
まず一般的にイメージしやすいのが認印のはんこです。
日本人に多い名字なら既製品のものが売られています。大きさは9mmか、訂正印の6mmのどちらかです。
朱肉をつけて押すものと、朱肉のいらないシャチハタタイプがあります。
特殊な名字の場合はオーダーで作ることが出来ます。ここからは認印以外のはんこを紹介します。
はんこは、スタンプ台を使って押す「ゴム印」と、インクが浸透している「シャチハタ」に分けられます。
これからお伝えするはんこは、すべてゴム印・シャチハタのどちらのタイプもあります。
会社で使う「事務印」。社名がはいっているもの以外は、ほぼ既製品です。
・在中物印…郵便・小切手などに使用「請求書在中」「現金書留」など
・科目印(簿記スタンパー)…帳簿や伝票に使用「支払い手数料」「消費税」など
・回転印…歯車のようになっていて英数字を並べ替えて使用。金額、日付などを押すことが多いです。
一般使用のおもなはんこ(既成)
・慶事用…のし袋に押して使用「御祝」「御霊前」「御結婚御祝」など
・先生スタンプ…先生が宿題に押すようなスタンプ。キャラクターや、可愛いらしいものが多いです。「みました」「よくできました」などがこれにあたります。
オリジナルはんこの種類
出典元:https://www.shutterstock.com/
会社名入りのはんこはすべてオーダーで作られています。
・住所印…社名・住所などが載っているもの。一行ずつに分かれおり、用途に合わせて台木を組み替えることが出来る「フーリーメイト印」もあります。
・氏名印…帳簿におすサイズのものが多い。タイムカードなどに使います。
・角印…領収書や小切手に押す、社名が入った角形印。丸形のタイプもあります。
一般使用のおもなオリジナルはんこ
・個人印(メールフレンド印)…住所と名前が入ったもの。可愛いデザインパターンもあります。
・のし袋用スタンプ…慶事に使う名前のスタンプ。筆で書いたような書体。弔事用に薄墨のインクのタイプもあります。
・おなまえスタンプ…おはじきや鉛筆など子供の持ち物におせるスタンプ。様々な大きさに合わせてセット売りのものもあります。紙、プラスチック、金属、おむつなど、どんなものにも押せるインクが使われています。
他にもオリジナルはんこは、定型がない場合やイラストを入れたい場合でも作る事が出来ます。
はんこ専門のお店で、使う用途を説明すれば、どんなはんこが良いか説明してもらうことも可能です。
オリジナルハンコを作成するには?
出典元:https://www.shutterstock.com/
では具体的にどのような手順ではんこを作成すればいいのでしょうか。
1. どんな時に使うはんこかを決める。やみくもに作った結果使わない、というこがないようにしましょう。手紙に押すものなのか、書類に押すのか、具体的にイメージしましょう。
2. ゴム印かシャチハタかを選ぶ。日常的に使うのであればシャチハタをおすすめします。頻度が少ないのであればゴム印の方が安価で作れます。
3. 作る内容を決める。入れる文字を間違えないように情報の確認をしましょう。ロゴやイラストを入れる場合は値段も高くなります。また、ロゴの見本がある場合と、図から作成してもらうのでは値段も変わります。
4. 作る大きさを決める。会社印のように定型サイズがある場合はいいですが、オリジナルならばサイズも考えましょう。持っているのと同じサイズのはんこが作りたいのであれば、コピーをとるのが確実です。
5. 書体を決める。読みやすい字なら明朝体、可愛い時なら丸ゴシック体など。見本を見ながら作りたいイメージを考えましょう。シャチハタの場合は内蔵するインクの色も決めることができます。
6. ネット、またはお店で直接オーダーする。作りたいはんこが明確であるならネットが便利です。比較的安く特急で作ることも可能です。しかし、サイズがわからなかったり不明な点があるならお店で作ることをおすすめします。大型文房具店や、はんこ専門店に行って相談しましょう。
もし不安であれば、作成に取りかかる前に校正や見積もりを出すことが出来ます。
図からロゴを作成してもらう場合や、文字のイメージがつかめない方は、一度紙面で版を確認したいですよね。
特殊なサイズでつくる場合などは値段も高くなりやすいので、見積もりを出すのをおすすめします。
校正・見積りを出す場合は別途料金や日にちがかかることがあります。
通常2週間程度かかるオーダーですが+1週間は余裕をもっておきましょう。
誰でも簡単にオリジナルはんこができる
出典元:https://www.shutterstock.com/
毎年書いている年賀状や子供の名前書き。書くのは意外と労力がかかるもので、はんこがあると便利になります。
はんこ専門店では、丁寧にイメージを聞き出してくれることがほとんどです。
まずは相談にいってみるのもいいかもしれません。
知識