どんなペンを選べばいい?
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少し前まではインクが中で分離してしまって書けなくなったり、逆さまにしたら中のインクが全部出てしまったりして、それはたいへんでした。
こんなこともありました。
バッグの中に手を突っ込んだら、ヌルヌルした感触がするのです。何でヌルヌル?と見ると、シミがついているではありませんか。何? とよく見るとボールペンのインクがなぜか入ってないんです。シミは漏れ出たインクでした。
信じられません。
ボールペンのインクが漏れてしまうなんて…。
そういえば安い鉛筆も大昔は芯がポキポキと折れてしまい、削ったらなくなってしまったということもありました。
今ではありえない話です。
そんな出来の悪かったボールペンも時代と共に進化し、書き味もよくなりました。100円のものでも十分ですが、一度上質なものを手にすると後戻りはできません。
差があるなんてものではなく、明らかに別ものなのです。スラスラ~、スラスラ~と軽いタッチで書けちゃうのですから、その軽さに思わず感動です。
やはり、値段! なのです。中には「お値段以上」のものもあるかもしれませんが、やはり値段なのではないでしょうか。
使いやすさを追求するなら
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1. 落ち着き漂う上品な「ネームペン カーボネックス」
おすすめは「ネームペン カーボネックス」。カラーはシルバー、ブラック、オールブラックと全3色あります。
ネームペンは、はんことボールペンが合体したもので書き味のスムーズさはバツグンです。
しかも、軽い! はんこ部分を除けば33グラムほどしかないので、長時間書いてもまったく疲れません。軽さの理由はカーボン仕様だから。
カーボンといえば航空機や宇宙開発などのほかレーシングカー、自転車のフレームなど幅広く使われています。
このカーボンファイバーは略してCFRPとも書かれていることがあります。これは「Carbon Fiber Reinforced Plastics」の頭文字を取ったもので「炭素繊維強化プラスチック」。炭素繊維とプラスチックの複合材料です。
1.とにかく軽く!
2.高強度で、変形しない
3.熱に強い
4.いろいろなものが作れる
といった特徴があります。
ただし、シルバーだけはガラス繊維を使用しています。
■サイズ:13.6×18.0×138mm
■重さ:約33g
■印面サイズ:
2. ネームバリューはバツグン!「パーカー シグネチャー ボールペン」
おすすめはパーカーとシヤチハタが合体したこの「パーカー シグネチャー ボールペン」です。ひとめでわかる「矢羽」はパーカーの目印です。これがついていれば書き味はすでに保障されているようなもの。
パーカー社創業は1888年、シヤチハタ社は1925年とどちらも古くから愛用されています。
パーカー シグネチャー ボールペンは二社のいいとこ取りですから、スラスラと書けて、ひっくり返せばはんこをポンとすぐに捺せるのが特徴。
■サイズ:17.5×15.2×160mm(ペン先収納時)
■重さ:約42g
■印面サイズ:直径9mm
デザインを追及するなら
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シャーペンとペンも付いた「キャップレスエクセレント」
「キャップレスエクセレント」は直径9mmのネーム印だけでなく、シャープペンシルと油性ボールペンが1本に収まっていまるので、機能性は抜群。
しかも、ネーミング通り、キャップレスなので片手でスライドすればはんこが出てくるようになっています。「パーカー エアフロー ゴールデンパールGT」同様、ボディラインがなめらかで美しく、握り心地もバツグンです。これならいくら書類を書いても疲れ知らず。ガンガン仕事もこなせるようになるでしょう。
■サイズ:16.9×15.2×135mm
■重さ:約39g
■印面サイズ:直径9mm
安そうなペンはそれなりです。字を書いているときは書いた文字同様、ペンも見られてしまうもの。人に見られるような仕事をしている人はボールペンもかっこいいものを使うようにしましょう。
身なりだけカッコつければいいものではありません。たかがボールペンと決めつけず、ボールペンにまで気を使える人(=細かいところにも気遣いができる人)を目指してみては?
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