シャチハタをいつ買ったか覚えていますか?
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ほとんどの人が持っているシャチハタですが、いつ買ったのかはっきりと覚えているでしょうか。
1年前でしょうか。それとも5年くらいでしょうか。ひょっとして10年前くらい?
自信を持って言えるのは、覚えていないほど前だったということです。
玄関に置いてあるシャチハタは、宅配の受け取りと回覧板に使っています。しかし、最近は残念なことにこのシャチハタが活躍するシーンがどんどんなくなってきています。
なぜなら、宅配の受け取りにシャチハタを出すと、『いらない』と言われてしまうのですから。ちょっと寂しい気がします。
それに替わって求められるのは、指でパッドにサインしろ、なのです。
何となくめんどくさいのですが、しかたがありません。これも時代の流れというものでしょうか。
さて、シャチハタをいつ買ったか覚えていないくらい前なのですが、新しいものを買いたいのになかなかダメになってくれないので買うチャンスを逃しているというのが正直な意見です。
しかし、はんこを利用する機会も減ってきているのが現状。
ひょっとしたら今後はシャチハタ1本買ったら、一生もの。一生使ってもインクはなくならないものになってしまうかもしれません。
だったら、もっと高価なものへと変えていく必要があるのかもしれませんね。
シャチハタは何回押せる?
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シャチハタはインクが内蔵されたはんこのことです。インクが内蔵されているのですから、大きさにもよるでしょうが、どのくらい押せるものなのでしょうか。
シャチハタにはインク補充ができるものと、できないものがあります。
「ネーム9」はたいていの人が持っているといってもいいくらいのはんこのこと。また、シャチハタというと、この「ネーム9」をさしていることが多いものです。
また、会社名がシヤチハタなので、シャチハタと呼ばれるようになったのが「ネーム9」が売れたことが原因です。このように社名や商品名で通じるのが「サランラップ」「キンチョール」「ホッチキス」「シーチキン」などがあります。
インクが内蔵しているはんこをシヤチハタでは「Xスタンパー」と呼びます。
シヤチハタではこのXスタンパーはインキ補充なしで3000回ほど使えると公表しています。
しかし、どうやらそれ以上押せるようですが、ひとりひとり使う状況も違いますし、また、かすれずにきれいに押せるということで3000回ということになっているのではないでしょうか。
ただ、補充できる商品は1回の補充で3000~5000回の捺印が可能。インキ補充のできる海外キャラクタースタンプは約500回となります。
シャチハタがダメになるまではおおよそ100,000回ほどの捺印ができるため、10年程使っている方も多いのでしょう。もちろん、商品のタイプやサイズ、使用状況、文字数などによっても違ってきます。
ただ、使っていると紙の繊維やホコリやごみなどが印面に付着する、印面のすり減りといった原因でだんだんと印影が薄れてきてしまいます。
薄れてくるとふと、「このはんこっていつ買ったんだっけ?」と思うわけですが、いつ買ったかわからないほどシャチハタは長持ちしてしまうのです。この耐久性のすごさは日本ならではですね。
お手入れすればいつもきれいでより長持ち
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どうしても印面は紙粉やほこりなどがついてしまい、目詰まりしてしまいます。
印面は柔らかい多孔質ゴムでできています。
目詰まりしたからと歯ブラシでゴシゴシと擦ったり、楊枝など先のとがったもので目詰まりをほじって取ろうとすると壊れてしまうので注意しましょう。
印面がかすれたら、セロハンテープで対処しましょう。
まず、セロハンテープの粘着面を1度手の甲などにあててから粘着力を落とします。粘着力が強いと印面が剥がれてしまうことがあるので注意が必要です。
汚れていると思ったらこの方法で印面の紙粉などの汚れを取るようにします。
また、インクを補充しても使い心地が悪い、どうも印面がはっきりしないと思ったら寿命だとあきらめて新しいものに交換するようにしましょう。新しいシャチハタなら快適に使えますよ。
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